NLPを実践して活躍する卒業生たち

更新日2012.05
中島 正雄

中島 正雄

職業 システムエンジニア(SE)

■職場の人間関係で悩んでいた頃、
元同業者でNLPトレーナーのブログを読んで共感

◆中島さんのお仕事とNLPを学ぶきっかけについて教えてください。

3月までシステムエンジニア(SE)の仕事をしていました。
今は退職して、5月から速読の教室を開業する予定で準備をしているところです。
NLPを学び始めたのは、去年の4月頃からです。
きっかけは、前の職場にいた頃に人間関係で悩んでいたことです。
どちらかというと、僕は人間関係で悩みやすいタイプだったことから、
前に務めていた電子部品関係の会社にいた頃、
2度ほど心療内科に通う状態になったことがありました。
その後、職場は変わりましたが、転職してからも2、3年目にまた同じように悩み始めたことから、
自分が周りの人と合わないのではなくて、
自分の中に何か改善したほうがいい面があるのではないかと思うようになりました・・・・・。

そんな頃、IT関連のポータルサイトで竹内義晴さんのブログに出会いました。
竹内さんは私と同じ元SEで、ITや情報発信を事業にいかすサポート活動やリーダー層の指導などをされています。
ブログには、ご自身が会社でチームリーダーをしていた頃に人間関係で悩んでいて、
2006年にNLPのことを知って、仕事で抱えている問題を早く解決するためにNLPを学んだと、書かれていました。
現在はNLPトレーナー資格を有しています。 その体験談を読み僕と境遇が似ているなあ、と共感し、
「NLPって何だろう?」と興味を持ちました実際にNLPを学ぼうと後押しになったのは、
昨年起こった3.11の震災の影響です。
テレビなどで被災地の映像を観ていて、一度の人生、悔いのないようにやってみようと決めました。


◆トレーナー協会を選ばれた理由は?

僕は大阪に住んでいたので、近くで行けるところを探したら、 トレーナー協会主催の2時間半の入門コースがあったことです。 それまでは、コミュニケーションスキルを学ぶセミナーを受けたことはなく、 対人コミュニケーションというよりも、どちらかというと自己対話に関心があったんですが、 実際に参加してみたら、トレーナーの方がわずか2時間半の間で、 僕のことをよく見抜かれたので、驚きました。 そして、このトレーナーに学びたい!そう思ったからです。


■普段身につけない色を着てみたら、人生が変わり始めた

◆実際にトレーナー協会でNLPを学んでみて、印象はいかがでしたか?

すごく雰囲気も良くて、自然に入っていけました。
中でも印象的だったのは、色についてのトレーナーの方からのアドバイスです。
「よく身につける色は何ですか?」と聞かれて、「黒です」と答え、
次に「身につけない色は?」と聞かれたので、「ピンク」と答えたところ、
「ピンク色を着たら人生が変わりますよ」と言われたんです。
それが頭に残っていて、そのうちにプラクティショナーのコースに進み、
その途中で、自分でピンク色のシャツを着てみたところ、
周りの人たちから「似あってる!」と褒めてもらうなど、とても嬉しい反応がありました。
周りの反応がよかったので、次は何を身につけようかな、と自分でも変わるのが楽しみになって、
今ではピンク色の靴を履くようになりました(笑)
たぶん、それまでは自分で変わることへの抵抗感があったのが、削がれていったんだと思います。
そんなふうに、考え方にしても、今までと同じ発想ではなくて、
どんどん新しい考え方を取り入れられるようになりました。
それまでは、何か始める前にいろいろ考えてやめたりしていたのが、
NLPを学んでからは、まずやってみてから考えればいいというふうに思えるようになり、
変わることへの抵抗感がなくなったのがとても大きいと思います。


◆特に印象に残っているようなワークはありますか?

タイムラインというワークが、特に印象に残っています。

将来、自分の目指している目標に、タイムラインと言う時間軸を使って、 自分の過去のリソース(資源・要件)を探って反映させるワークです。
僕の場合、未来の目標を設定したら、
「自然の豊かなところで、人を癒したり、元気にする場を提供する」という映像が浮かんできました。
そこで自分の過去をふり返ってみたら、
学生時代にサークルで後輩や同級生の相談にのったり、
バイトで塾の先生をしていた頃、人に教えるのが上手だと言われた経験があったことを想い出し、
未来のゴールにつながることを「自分なりにやってきたんだ」という確認ができたんです。
もう一つ、印象に残っているワークがあります。
自分が死ぬ時に周りの人たちからどう言われたいかをイメージして、
今、そのように生きているかを自己確認するワークです。
僕は自分が死ぬ時には、周りから「一緒にいて楽しかったね」と言われたいなと思ったんですが、
今、自分はそのように生きているの?と問いかけたら、
「そうじゃないよな」と答えている自分に気づきました。

その体験は、プラクコースの前半頃だったんですが、
こんなに素晴らしい気付きをいただいたのも、
同期の受講生たちが皆すばらしい人だったら自己開示が出来たことを嬉しく思いました。
そして、早々に、この仲間と一緒にマスターコースに進むことに決めました。
また、学びが進むうちに、自分でも“今”を楽しみながら、
人に癒しや元気を提供する場をつくりたいという思いが強く感じるようになりました。


◆NLPを学ばれたことで何が一番大きく変わりましたか?

NLPを学んだおかげで、初対面の人ともコミュニケーションが上手にとれ、
比較的誰からも好印象を持たれるようなったと思います。行動範囲も広がりました。
また、プラクティショナーコースのアシスタントとして関わらせていただいており、
受講生やアシスタント仲間、トレーナーから、学びの場の作り方など肌で感じて学んでいます。
また、OB勉強会の場があり交流が続いています。
そんな僕の姿を見て妻も影響を受けたようで、つい先日、NLPの2日間コースを受けてきました。
僕はNLP速読も習いましたが、それは、楽しく学べるということと、
NLPとの共通点を感じたからです。
私が学んだ速読教室は、会話を重視していて、いつも皆が前向きな会話をすることによって、
お互いを認め合い、高揚感を持って楽しみながら右脳開発ができます。
ここならNLPで学んだことを生かせる、と感じたんです。

そして、ある時、親に独立したいと打ち明けたところ、
独立開業に向けてグッと踏み出すことになりました。
それまでの人生の中では、自分の意志をちゃんと親に伝えたことはほとんどなく、
僕が会社勤めを辞めて独立することに対しても、当初両親は反対していました。
ところが、NLPを学んだことで、
ここでしっかりと自分の意志を親に伝えることができました。
大人向けのコミュニケーションを中心とした学習塾というコンセプトをしっかりと伝え、
親が関心を持ちそうな視点に立って独立開業の話をすることができたので、
今では親も大賛成です。
もしNLPを学んでいなかったら、こうはうまくいかなかったと思います。
トレーナーがおっしゃていた、
「過去と他人は変えられない。変えられるのは、自分と未来」
という言葉も僕の中ですごく響いています。
自分の過去を肯定的に見出せるようになった、
何か問題があってもそこには必ず肯定的な意味がある、
人生そのものに対するネガティブな思いがずいぶん減りました。


◆今後の夢があればお聞かせください。

先ほど述べた、大人向けのコミュニケーションを中心とした学習塾を立ち上げることです。
具体的には、コミュニケーション力が上がる

速読=楽読をブランドにしている株式会社リターントゥヒューマンという会社の系列の速読教室です。 その中のメニューとして、NLPやコーチング、
速読などのスキルを取り入れた形で運営していきたいです。
知人のNLPのトレーナーに来てもらって簡単なセミナーも検討しています。
妻にも一緒に運営に関わってもらえればと思っています。
対象者は、中学生から上は定年退職された方まで幅広い層を考えていて、
ゆくゆくは小学生にも通って来てもらえるようにしたいです。




Profile プロフィール
中島 正雄
中島 正雄

システムエンジニア(SE)
元システムエンジニア(SE)で現在はNLPトレーナーでもある竹内義晴氏のブログでNLPのことを知り、昨年4月に入門コースを受講。
プラク、マスターコースを経て、現在プラクティショナーコースのアシスタントを務めている。
今年3月末に現在のSEの職を離れ、5月にコミュニケーション力を高める大向けの速読塾を開設すべく、現在準備中。

  • メール・お電話でのお問い合わせ・無料相談
  • NLPを体験したい!NLP入門コース
  • はじめての方へ!創始者の認定資格NLPプラクティショナーコース
株式会社 日本コミュニケーショントレーナー協会
Copyright(C)2005-2019 Japan NLP. All Rights Reserved.