NLPを実践して活躍する卒業生たち

千葉大輔

千葉 大輔

職業 消防士

■モチベーションを維持するために利用したNLP

私は、「消防士という仕事をしたい」という夢を
10代のときに強烈に持ちました。
そしてその夢を、20代後半になった今年、
それも5年間という長い受験生活を送った末に、
とうとう実現することができました。


一時は「やはり就職しなくちゃなあ…」という迷いから、
警察官の登用試験も受けました。
その試験に合格しながらも、「やはり自分が本当になりたいもの、
やりたい仕事は消防士としての仕事である」と思い、
折角合格させていただいたけれども、警察官への道は取らず、
一途にこの道を進んできました。


一年に三回ある消防士になるための試験を受け続け、
学科は合格するものの、面接で失敗することがつづきました。
そうこうするなかで「コミュニケーション」を
学ばなくてはいけないのかもしれない・・と思い、
インターネットで「コミュニケーション」を検索しました。


いろいろ探す中でNLPのことを知りました。
日本コミュニケーショントレーナー協会の講座もその時初めて知り、
「かっこいいサイトだな」という印象でしばらく読み込んでいると、
講座の料金も他の団体と比べてリーズナブルである、
ということがわかり、熟考した上で講座に申し込みました。


はじめは、とっても人前で話すことに抵抗があり、
やはり恥ずかしかったです。
予備校に通った数年も含め、ずっとアルバイトと受験勉強をしてきた自分にとって、
しゃべるといっても予備校仲間やアルバイト仲間、
それに家族に限られていたので、多くの知らない人の前で
内面的なことを話す場面がある講座は、はっきりいって苦手でした。


心の準備もできていないし、
心理学的なことも勉強してきた訳ではありませんでしたから。


しかし、苦手意識は持ちつつも、毎回遅刻せず、きちんと出席しました。
なんとか講師の方の話していること、参加されている皆さんの
話しておられることをじっくり聞いているうちに少しずつ
「本質を考える」ということができてきたような気がしてきました。


そんな中であったセッションのひとつに
「目標を明確にするセッション」というものがありました。


自分が消防士になり、その仕事の中で感じるであろうことや
遭遇するであろうことを頭に描いていくセッションです。


10代のころに消防士になりたい、
と強烈に感じた経験をふまえてこのセッションに臨みました。


火事現場での、体中にゴーッと吹き付ける灼熱の気流、
もうもうと立ちこめ視界をさえぎる黒煙、
建物が崩壊していくバリバリという爆音、その中で助けを求める人たち、
段取りよく救出作業に向かう仲間たち、
そして自分もその一員として働く姿。


いままでも何度となく想像していた事でしたが、
日本コミュニケーショントレーナー協会の講座の中で行った「描き」はとても鮮明でした。


講師の方の手助けや助言によってはっきりと「自分が望むこと」を
描くことができました。


それは、数年にわたる受験勉強を続ける中で、
ともすれば「ああ、友達もみんな就職していることだし、
このへんで受験やめようかな…」と思う心に喝を入れ、
「いや、自分が本当に望むことは消防士になって働くことなんだ、
そのための勉強なんだ」と自分の「心の中で本当に思うこと」を再確認させてくれ、
受験勉強へのモチベーションを高く掲げる役目を果たしてくれました。


この再確認がなければ、受験勉強を続け、
また今年合格することは難しかったかもしれません。
日本コミュニケーショントレーナー協会の講座との出会いを感謝しております。


■「本質」を理解する

日本コミュニケーショントレーナー協会の講座に参加し、
さらに続けてマスターコースも受講しよう、
と思ったきっかけは、面接に落ち続けたことからでした。


それまでの面接用の受験勉強としては、
本屋さんにずらりと並んでいる「面接の心得」や
「話し方のスキルABC」「こうすれば合格する・・」などなどの
ハウツー本を何冊も何冊も読みこんで「あ、これはいいかな」と思えるものを使う・・・
というやり方で勉強をしていました。


自分としては、アルバイト先でも同僚とうまくコミュニケートできている、
と思っていたし、家族にも理解されているのに、
なぜ面接官にはうまく伝えることができないのだろう…
と悩んで出口が見えない状態でした。


その出口をいとも簡単に講座では明らかにしてくれました。


ハウツー本を何冊も読み、
その中「いいところ取り」のやり方だと「バラバラな自分」を
アピールすることになり、
結局相手にはわけのわからない、
筋の通らないダメな印象を与えてしまう・・・ということ、
その方法ではだめだ、ということを教えてもらい、理解しました。


今回、合格した面接では、
面接官の言うことがゆっくりはっきりとよく聞こえてきましたし、
また、自分の答えもいままでと違って明瞭だったと思っています。


例えば、「どのような消防士になりたいですか」という質問に、
NLPの技法がどういうものかを説明してから、
このような技法を使って、「住民の皆さんの意識をとらえ、
きちんと事故を予防する消防士となっていきたいです」
とはっきりと答えることができました。


この事故を未然に予防する、ということこそ、
自分が漠然と10代のころから心に思っていた消防士をめざす
「本質」だったのですが、
いままで口に出すほど明確ではなかった思いであったことを
日本コミュニケーショントレーナー協会の講座に
参加することによってはっきりと知ったのでした。


このことが合格に結びついている、と自覚しております。


■「必要なものは自分の中にある」

振り返ると5年間を受験に費やしました。
最後になってくれた今年の発表の日、
インターネットで合否を見られるようになっているのですが、
その発表時間直後にアクセスして、はじめは自分の番号が見えませんでした。


不思議なことに、そのときは他人ごとでした。
「あれ、また落ちたんだ」、というような。
今思うと不思議な感覚です。


我に返った感じで「いや、もう一度」と思ってみてよくスクロールして見ると、
合格していました。

ずっと支えてくれた家族を呼んで、画面を見せると、
みんな泣いてくれました。
このときに初めて、「ああ、合格したんだ」という実感がわいてきました。

実は、受験の時も、「大丈夫、準備はできている、
NLPの講座も受けたし、大丈夫」という自信がありました。
「自分の中にすべてある、大丈夫」という自信です。
すべての答えは自分の中にある、
というこの自信はこれから危険と背中合わせの仕事につき、
生きていく上で、心の奥底の支えになると思っています。


Profile プロフィール
千葉大輔
千葉 大輔

1500mを5分30秒で走ることを目標に毎日ストップウオッチを片手に近所の1700mのトラックを走っています。水泳、空手、ボクシング、キックボクシングなど小さい頃からストイックなスポーツが大好きで練習しています。茶色の「レイ」という一才のトイプードルを家族と飼っていますが、歯を磨きながら「なんか蚊がいるな〜〜」と思って足をブンと振ったら、実はレイがまとわりついていたことがわかりました。(部屋のむこうまで飛んでいったレイですが、けなげにもまたしっぽを振ってきてくれました)彼のご機嫌取りに精一杯です。

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