NLPを実践して活躍する卒業生たち

更新日2017.07
匿名希望

匿名希望

職業 セラピスト

■悲嘆。子どもの死と向き合った時間より。

◆ある女性が、
お子様を亡くされた体験を、
役に立てる方の為にと寄稿してくれました。
現在、同じような体験をされた方をセラピストとして、
お手伝いされている方です。
そこで、お名前を伏せさせていただいております。

お久しぶりです。
早いものでNLPの学びから1年経ち、
あの時は大変お世話になりまして有難うございました。

今日はご報告させて頂きたくて、
メッセージしました。

1年前、
まだまだ辛さや悲しみを抱えた私でした。
沢山模索して成長したい、
自身を変えていきたいとNLPの学びを選びました。

そしてトレーナー協会との出会いは今、
私の人生に於いてとても大きな意味があったと感謝しています。

悲嘆という言葉を教えて下さったこと、
心の蓋を外すきっかけを与えて頂いたこと…
様々なワークを通じて仲間たちとの学びの中、
自分をさらけ出して前に進めたことは今とても輝いた出来事で、
「私、あの時頑張ったな~」と想えるのです。

その後、 私の苦悩は複雑に絡み合っているのだなと受け止めて、
亡くなった息子よりも先に
離婚して置いてきた子どもに謝りたいと
15歳の誕生日に食事に誘いました。

そして、
どんなにか辛かったであろう我が子に手紙を渡して、
「いつでも見守っているから」と伝えることができました。

すると息子は、
「お母さんは僕をいつでも応援してくれていると思ってる!」と、
想いもよらない言葉をかけてくれました。
その言葉にもう嬉しくて…

私は、 新しい環境で生活している、
そして、 勉強に部活に頑張っている彼の姿を
そっと見守りたいと思いました。

さらに、
今の自身にできることは何かないかと、
地元で傾聴ボランティア講座を受講しました。

そこでカウンセラーの先生とグリーフケアの会を主宰されている
電話相談員の方と知り合いました。

『大切な人を失った喪失感を持つ人たちの分かち合う会』
に何度か参加しました。
そこは、
相談者が安心して話せる場所で、
いつでも門は開いていますとの事でした。

NLPの学びは勿論、
傾聴の学びは、
他者の辛い想いや悲しい出来事を 聴く時にとても役立ちました。

何だか、 徐々に自身が楽に生きられる。
心が軽くなって周囲との関係も良くなりました。
特に家族との関係も良好で、
賑やかに楽しく過ごしてます。

そして先週の日曜日、
亡くなった息子の納骨をしました。
私の実家のお墓に入れて貰いました。

この五年、
私が死ぬまで持ち続けようと辛い気持ちでいましたが、
ようやく解放することができました。

前日までに心を整えて、
当日は笑顔で送ることができて、
両親とも今日は良い日だったと安堵しました。

悲嘆という言葉を調べて、
子どもを亡くした場合立ち直るのに5年位かかるそうです。
その大切な人を失った喪失感にも流れがあることも知りました。
悲しみや怒り罪悪感や自責の念、
不安や寂しさ無力な自分。

まだまだ、
複雑ではあり感情の波にのまれることもありますが、
今に立ち戻れることを知り得ました。

『今を大切に生きるということ』に身を置いたとき、
すべての感情も自分だと受け入れることができました。

そして、今ある問題や悩みの解決は、
自身の考えの枠の外にあるということを知り歩めたのだと振り返ります。

トレーナー協会の皆様、有難うございました。
アシスタントの方にも暖かく支えていただきまして
感謝の気持ちでいっぱいです!

私はこれからも学びを続けます!
身近な人たちのセラピストで在りたいし
いつも幸せを感じられる私で在ります!




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