NLPを実践して活躍する卒業生たち

更新日2010.10
秋好 麻早美

秋好 麻早美

職業 着物スタイリスト、
   コーディネーター

■銀座で働く女性のために…

◆どうしてNLPを学ぼうと思ったんでしょう?

私は夜の銀座で働く女性たちに着物の着付けなどをするお仕事をしています。 お仕度の際お客さまに相談事をされることが多くて。しかも接客業(水商売)という職業柄、
答えに詰まるようなちょっとディープなことや個人的なお話も多く、
もっと話の上手な聴き方を知りたくなったんです。
そこで、コーチングをやっている友人に相談しました。
私自身もホステスをしたことがあったので、
「接客での話の聴き方は身に付いているだろうから、NLPがいいんじゃない?」
とすすめられたのがきっかけです。


◆銀座で水商売というとクラブですよね?キャバクラも?

両方です。
それに、銀座はキャバクラじゃなくて、ニュークラブと呼びます。


◆ニュークラブですか。
 余談ですけど、クラブとニュークラブの違いって何ですか?

料金制度の違いです。
クラブは基本的にママさんがいて、
オープンからラストまでいてもセット料金が決まっていて担当はずっと同じ、
いわゆる永久指名制度。
ニュークラブはママさんがいない場合もあって、
1時間いくらっていう時間制なのと、
好きな女の子を選べる自由指名制度。
こちらは最初リーズナブルでも長時間いるとけっこう課金されます。


◆なるほど……。
 ところで、当協会を選んだ理由を聞いてもいいですか?

コーチングの友人に、
「ふたつの団体で悩んでるんだけど」って相談したとき、
友人が椎名トレーナーの存在を知っていて、
それですすめてくれたんです。


◆実際、当協会で授業を受けてみてどんな印象でしたか?

プラクティショナー・コースは
NLPコーチングで閉める授業が割と多かったので、
気分よく帰っていけたんだけど、
正直言うと、学びが楽しいというわけではありませんでした。

というのも、プラクで学ぶことって、仕事でいつもやってることが多かったから。

初対面で、数秒感でラポールを築いて、
だいたい1?2時間のあいだにお客さまのことをどんどん聞き出す。
自分のことを話したり、考えたりする時間はなく、
瞬時に相手を好きになるというお仕事。
そして、お客さまが何か目で探していたら、
「あ、タバコだ」「水かな」とか「もうお酒は飲めなさそう」などもします。

なので、今までやってたことにNLPでは
「リフレーミング」「キャリブレーション」といった名前がつけられ、
逆にとまどってしまったんですね。
今まで意識せずにできていたのに、意識したとたん急にできなくなった。

学びの五段階ってあるでしょう。
あれが一瞬逆転した感じ。
右手右足を意識したとたん歩けなくなる、みたいな(笑)。
でも、知らないテクニックもありましたし、
もう一回プラクを学び直したいなんて今でこそ思います。


■人のことよりまず自分自身わがままに自由になれた!

◆それでもマスター・プラクティショナー・コースに進んだのは、
 何か決め手があったんでしょうか?

せっかくプラクを学んだのだし、
中途半端に終わらせるのももったいなくて。
授業もわかりやすかったし、
NLPはさまざまなメソッドのいいとこどりなんだなあと思って、
もう少し深めてみることにしたんです。

マスターはすごく楽しかったですね。
「ラポールの切り方」もちょっと覚えたから。


◆ラポールの切り方?

仕事柄ずっと「誰にでも好かれなくてはいけない」みたいな感じだったでしょう。
でも、好きな人は好きだし、苦手な人は苦手なんだなと。
ホステスだと、どんなお客さまでもまず大好きにならないと接客ができないから、
とにかくその人のいいところを探すのに必死。
でも、それができない相手もいるわけで。
無理しなくていい、ラポールをとりたくなければとらなくてもいいと
自分にOKを出せたのはすごくラクになりました。

もちろんもう水商売で働いていないので試す機会はないけれど、
自由がある、コミュニケーションの選択肢がある、
と思えるようになったのは大きかったですね。


◆NLPを学んだあと、他にどんな変化がありましたか?

最初は、それこそ「人のために」と思ってNLPを学び始めたんですけど、
最終的には、人のことより自分のことをしよう、という感じになりましたね。

「わがまま」になれるようになったんです。

私はずっとサービス業なんです。
高校生のアルバイトのファーストフード店から始まって、
OLのときは受付、そのあとはツアーガイドや添乗員などの旅行関係。
人と接する仕事ばかりで、オンとオフが切り替えにくくなっていたんです。
いつもオンで、誰かと会っている時には常に笑っていなくてはいけないとか。
ひとりでいる時か家族と一緒のときだけがラク。
その他はすごく疲れてたみたいで。

きついという自覚はなかったんだけど、
NLPを学んで、「私、けっこうきつかったのかも」と気づいた。
で、人をケアするより、まず自分をケアしてあげよう、と。

コップに水が入ってて、それを誰かに分けるという話、ありますよね。
マスターの最後のプレゼンでも言ったんだけど、
自分のコップが空っぽだったら人には分けられない。
だから、1滴でも2滴でも、まず自分のコップを満たしてから人に分けよう、
という発想に変わったんです。
前だったら「自分は飲まなくていいからどうぞ」みたいな状態でした。


◆女性はやりがちかもしれませんね。まず家族が先、とか…。

そうそう、パートナーが先、とかね。
でも、まず自分を愛することが先。
NLPを学んでうれしかったのは、自分のことを好きになれたこと。
内面も外面もけっこうコンプレックスが多かったんですが、
それを受け入れられるようになりました。

それから、今までは、何か壁ににぶつかったとき、
「どうしたらいい?」って人に意見を聞いていたんです。
でも、今はだいぶ、自分で解決できるようになりましたね。


■アドバイスはしない。
 答えは自分で見つけられる

◆NLP学習後は、お客さまに対して何か変わりましたか?

まずいちばん大きいのは、NLPの「アドバイスをしない」ということ。
こちらの意見を押し付けないように気をつけるようになりましたね。
とにかく相手に話してもらって、答えを自分で見つけてもらう。

たとえば恋愛相談だったら、
以前だと「私だったらこうするけど」みたいな自分の意見を言ったり、
常識的な考えなどを事例に出したりしていたけど、
今は、「あなただったらどうする?」
「どうだったらハッピーかな?」っていう聴き方に変わったと思います。


◆心に残ったトレーナーのひと言ってあります?

プラクのとき、
原田トレーナーが「人の心ほど大切なものはないから、
それを扱っていいのはプロだけ」と言った言葉ですね。
それが今でも忘れられなくて。

今、銀座で着付けをさせていただいているお客さまを対象に、
希望者にだけメンタルサポートをやっています。
着付けは15分しかないので、相談にのりたくても充分な時間がない。
ですから、改めて時間をとってお話をうかがうことにしているんです。


◆すごいですね!
 他に、どんなふうにNLPを使っているんですか?

着付けのスタッフを指導するとき、
NLPコーチングをさりげなく取り入れていますね。

どこまでの技術を持ちたいか、そのために何が必要か、
どれだけの練習が必要か、というのを本人に決めてもらいます。
職人の世界なので壁にぶつかっているスタッフもいますから。


◆深い悲しみにもNLPが自然に役に立ったとか……。

そうなんです。
先日、子供のように可愛がっていた猫が死んでしまったんですね。
もしものときはペットロスになると思って、
同じ境遇の人たちと悲しみをシェアしようとあらかじめいろいろ調べてたんです。
でも実際亡くなったあとは意外と元気で、周りも驚くくらい。
もちろん亡くなった直後は悲しかったけど、
介護などできる限りのことをやってあげられたので、
猫にとっては、延命措置で苦しさを長引かせるよりも、
自然に逝かせてあげられてよかったんだと、今は自然に思うことができます。

NLPを学ぶ前は、立ち直りが遅かったのですが、
祖父が他界して3年が過ぎ、今回の猫の死を経てものの見方、
考え方を改めて、ようやく心の落ち着きを取り戻せてきたような気がします。


Profile プロフィール
齋藤 浩記
秋好 麻早美

きものスタイリスト、和装着付け、着物教室主催、和装ヘアメイク。
出張着付けサービスK I M O N O
EXPRESS http://www.kimono-express.com/
ハートスタイリストとして、メンタルサポートも行なって
います。http://heartexpress.blog65.fc2.com/
銀座を中心に着物スタイリストとして着物に関するサービスを提供。あらゆる着物教室での経験を経て独立。主催の着物教室では「流派にこだわらない」をモットーに個人を尊重した指導をしております。

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