NLPを実践して活躍する卒業生たち

冨田 悟志

冨田 悟志

職業 心理セラピスト

■社会勉強のつもりが

夜間大学に通いながら、昼間は放送局で働いていた頃。
そこで、タレントのウッチャンナンチャンのバラエティ番組などを制作していました。
これが後に、大きな運命を感じさせてくれるきっかけになります。


大学を卒業し、実はプロデューサーから名古屋吉本興業への就職の話もあったのですが、
たまたま募集があったのが警察官の仕事でした。
まぁ社会勉強のつもりでと始めた警察官の仕事でしたが、
結局15年間も勤めることになりました。


何かを自分でしたいという思いはあったものの、
それが何なのか?そして自分には何の経験もないということ、それがあったかもしれません。
成田の機動隊にいた頃、飛び立つ飛行機を見ながら呆然と、
自分は何をしているんだろうと考えたこともありました。


特捜本部に配属になった時に、そこで私は刑事だった妻と結婚をしました。
しかしそれから間もなく、妻は車椅子での生活を余儀なくされてしまいます。
このことも、私にとって大きなことでした。
私は彼女の介抱をする為に、緊急自動車警ら班(パトカー専門部隊)に配属を希望したのです。


それからは留置所の管理所に4年間勤めるのですが、
ここでの経験は強烈なものでした。
非常に精神的に負担がある仕事で、私がいた間だけでも、
4人の上司が精神的な問題を抱えてしまったりもしました。
私は出来るだけ誠意をもって彼らに接しました。
人としての彼らを守ることで、自分も守ることができたのです。


その後、脊椎障害で歩けなくなってしまったことから、
面会担当を経て地域総務課という部署に転属になりましたが、
腰を壊してやっていけるのか?という不安も同時に抱いていました。


■ストーカー被害者の一言

ちょうどそんな時、たまたま友達の彼女がストーカー被害に遭い、警察沙汰になったのです。
その当時は退職しかけていた時期でしたが、何かできればと彼女の家に向かいました。
どうやって声をかけてあげたらよいのか悩みながらも、
家で泣いている彼女を前に、警察官として彼女の話を4時間位とにかくじっくりと聞きました。


すると、彼女がけろっとした状態でこう言ったのです。
「今までカウンセリングを受けていたけど、こんなに楽になったことはなかった。」と。
そして、「あなたは絶対にカウンセリングをやった方がいい、真剣に学んでみたら?」と言われました。


これがきっかけで、私は10ヶ月間心理カウンセラーの学校に通うことになります。
その時に受講したあるセミナーでの先生の話を聞いて私は衝撃を受けました。
コミュニケーションの方法が全く違ったのです。
先生に話を聞くとNLPの手法だと言うではありませんか。
当時私は、NLPというものを全く知らなかったのですが、
すぐさま受講することにしました。


■NLPが変えてくれたもの

NLPを学んで一番変わったことは、
自分から意見や考えをこうだと言わなくなったということです。
昔から学校などでも学級委員などをやる様なタイプでした。
常に皆の前に立っていたような気がします。
だから自分からコミュニケーションをとる時は、いつも考えなどを主張してきたのです。
しかし、NLPを受講したことで、それがなくなったのです。


また、相手との間合いや雰囲気を大切にするようになりました。
さすがに受講し始めた頃は、かなり意識して行っていました。
なぜなら、警察官時代とは真逆なことを学んでいるのですから。
心理学では、『コミニュケーションを阻む12の障害』というものがあります。
命令・講義・分析・尋問などやってはいけない障害のことを言うのですが、
警察官という職業は正にこれを実行しているようなものですからね。


ですからプラクティショナーコースの時には、とにかく徹底的に意識して、
その後のマスターコースの際には、
間合いや伝え方、イントネーションなどに焦点を置いていきました。


他にもNLPを学んでからは、イメージの立て方、目標の設定、
それを使ってイメージを高めていくこと、
手に入った時の瞬間を思い描くことができるのです。
NLPでなければ、それは出来ません。


アウトカムの設定です。
実際にプラクティショナーコースの時に、手に入れたいものは?
それに必要なものは?
それを止めているものは?
とイメージを立てていくのです。
こうすることで、自分のイマジネーションが高まっていきます。
立てたイメージがそのまま、つまり現実的に進んでいくのです。

例えば、8月に心理学の学校で模擬講演を20分位行ったのですが、
実はその相手を生徒ではなくて、先生にしてイメージしていたことが実現しました。
そういったプロセスを経験すると、本当にNLPの力を実感せずにはいられないのです。


■大きな因果関係

さて、最初にお話ししたウッチャンナンチャンの話ですが、
ある時私は、過去の自分から現在の自分までの自分自身のセラピーを行ったのです。
机の上に、宝物やウッチャンナンチャンとのテレビの仕事時代の
台本やら手紙やら写真やらを全部並べて。


当時たまたま、ウンナンの社交ダンス部という番組をやっていました。
その番組で、映画『Shall we ダンス?』でも有名な、
ダンス指導の亘(わたり)先生をご存じでしょうか?何気なしに、
彼の事をネットで調べた所、実の母親が自殺し、
倒産して自分も自殺未遂をしていたというのです。
そして、早速その人の自叙伝を読んだところ、
何と今は心理カウンセラーになっているというではありませんか!?


私は、ものすごい因果関係を感じたんです。
講演をぜひ聴きたいと思ったのですが、それも出来ずに、
私は自ら先生にメールをしました。


すると1ヶ月後に返信があって、さらに1ヶ月後。
何と亘先生本人から電話があったのです。話の内容はこうでした。
実は、亘先生の半生を映画化するので、
警察関係の描写や内容に関して監修してほしいというのです。


先生はこう言いました。
「3つの条件を満たしているのは、冨田君だけなんだよ」と。
その条件とは、
①芸能界のことを理解していること(ミーハーすぎない)
②心理学に通じている
③警察関係の退職者であること、
だったのです。
確かに私にはぴったりです、というよりもこんな条件を満たす人は、
なかなかいないのではないでしょうか。


私は亘先生と、早速会うことになりました。
勿論初めてお会いしたのですが、なんだかそんな気はしませんでした。
そして依頼を受けたのです。
今後は実際に映画の撮影が始まるので、演技指導なども行うことになっています。


この出来事があって私は、心からこう思ったのです。
自分がしようとしていること、15年間勤めた警察から出て、
今進めていることは間違っていなかったと。


同時に、まさにNLPのアウトカムを実践した効果を体験した瞬間でした。


■小さい集団だからできること

これからは、自分のキャリブレーション能力や資格も取得した交流分析を使って、
非行や不登校、家庭内暴力に悩む先生やご家族を助けていきたいと思います。


今の時代、どこからその問題が起こるのか?
それは全て家庭から起こっているということは間違いないのです。
家庭内での愛が欠如しているわけです。


留置所でも同じでした。愛が足りないまま社会に出て行くから事件が起こるのです。
昔は、コミュニケーションや感動を味わう場所が学校でした。
でもそれがネット上でできるようになるから、おかしなことが起きているのです。


私は大きいことをしようとは思いません。
小さい集団でも、ピンポイントで説明できることをしたい。
フィルターのかからない所で自分のスタイルで、個人で個人にアプローチしていきたいのです。


私は昨年の8月に警察官を退職して、その後カウンセラーの学校を卒業。
3月にはNLPのマスターコースを終えました。
そして3月の末に、早速事務所を構えたのです。
実は私の事務所は繁華街にあります。
様々なことが日々起きているわけです。
犯罪的な経験を生かして、こういう兆候が見えたら関わらない方がよいという、
具体的なアドバイスがしたいのです。


■燭台でいたい

現在では、仕事でも毎日セッションやカウンセリングでNLPを使っています。
人とのコミュニケーション時に、無意識にきちんと自分の中で使っているのです。
実はプラクティショナーコースを再受講もしています。
地元の名古屋で受講し、さらに自分を高めていきたいという思いで、
仲間と3人で通っています。


家庭でも確実に変わりました。
彼女の言うことをそこはかとなく聞いていると思います。
妻は、元女刑事。変に何かを使おうとすると、
鋭い勘が働くようで疑われてしまいます(笑)。
妻は、NLPを受講することにあたっては
あまり何を言うということはありませんでしたが、一言こんなことを言ってくれました。


「警察から今の職業に代わって私は良かったと思う。今が本当のあなたじゃないのかな」


現在の事務所の名前は、『LAMP STAND』。
LAMPとは、聖書の中に出てくる“燭台(しょくだい)”のことを言います。
炎が人の心だとして、セラピストがろうそくだとすると、
その下にある台座的な存在でいたいのです。


独立をしてから悩んでいるセラピストも多いと思います。
世の中にはとんでもない人がいるわけです。
そんな人たちとの関わりの中で、
どうしたら良いかわからない事態も起きることがあるでしょう。


でも私には、15年という警察時代に培った経験があります。
問題が発生した時に、その経験をもとに判断をした方が良いというような
役割を担っていきたいと思います。炎やろうそくをしっかりと支える燭台のように。


Profile プロフィール
冨田 悟志
冨田 悟志

バラエティ番組の制作から一転して警察官へ。機動隊・特捜本部などを経験の後180度転換し、心理セラピストとして活動中。 現在、出版の依頼も受けている。

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