変化を促す2つの方法

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変化を促す2つの方法

こんにちは

トレーナーの猪瀬です。

今回は、「相手に変化をもたらす」2つの方法をお伝えしたいと思います。

 

相手に変化をもたらすもの①「権威」

まず1つめは「権威」です。

権威的な方の言葉は、多くの人が信じたり、

従ったりする傾向にあります。

 

例えば、医師や弁護士といった専門的な職業、

社会的地位が高い人などの言葉は、聞く側の信用性が高く、

「正しい」と思いやすいため、行動の変化も起こしやすくなります。

 

身近なところで言えば、

レストランの「美食家〇〇さん御用達の店」

化粧品の「女優の〇〇さん愛用」といった紹介の仕方も

権威による心理学的な要素を活用しています。

 

ただ、権威によって行動を促す効果は、即効性に優れていますが、

相手に大きなストレスを与える要因にもなり得るため注意が必要です。

 

相手に変化をもたらすもの②「オキシトシン」

2つ目が、脳から分泌されるホルモンの一種「オキシトシン」です。

 

オキシトシンは、分泌されるとやさしい気持ちや幸せを感じることができるため

最近では「愛情ホルモン」「幸せホルモン」とも呼ばれるようになりました。

 

また、新しいことにチャレンジしたくなる、他者の役に立ちたいという気持ちが芽生える

といった作用があるとも言われています。

 

古くから女性の母性に関わるホルモンとされていた、このオキシトシンですが、

長年の研究により、男性でも分泌されることや家族やパートナーだけでなく

仲の良い友人と、一緒に遊んで楽しむことでも分泌されることがわかってきました。

 

つまりリラックスした状態でのコミュニケーションを活用することにより

意図的に相手の脳内にオキシトシンを出すこともできるわけです。

 

権威と比べると、即効性においては少し劣るかもしれませんが、

ストレスなく行動変容につなげられるという点では、

とても効果的かもしれません。

 

愛情ホルモンと癒しの関係、とても面白いですよね。

 

2021年11月26日追記

記事を読んでいただいた方からこのような質問がありました。

 

「NLPでは相手に変化を促すときには、ここに書かれている「権威」と「オキシトシン」のほかに

 なにか具体的なテクニックはありますか?

 もしくは、NLPで「変化を促す」ことに関する定義のようなものはありますか?」

 

ご質問ありがとうございます。

 

NLPには権威を使って変化させるスキルはありません。

また、オキシトシンというワードも出てこないのですが

NLPのテクニックを使うことで

オキシトシンが分泌され

幸せな気分になる、行動変容のきっかけになると

言ったところです。

 

NLPで扱うテーマに関しては

自分自身のテーマ

自分と相手のテーマ(私と上司、私と家族)など

その中でも感情のテーマなのか

思考レベルのテーマなのかで使う技術が違います。

 

コーチング、カウンセリング・セラピー

コミュニケーション、これらの技術が複合されているので

目の前の方にあったスキルを提供できます。

 

また、同じ技術でもクライアントさんによって

使い方の工夫が必要になります。

 

例:リフレーミング(言葉がけ)であれば

  思考を変えるリフレーミングをした方が効果的な場合もあれば

  言葉に出来ていない気持ち(感情)の部分を満たす言葉がけが必要な場合もある。

 

定義のような・・・確実に「これだ」というものはないのです・・・

無理やり変えるのではなく、気づいてもらって自ら変化をさせていく感じです。

NLPの技術を使って変わるというよりも

NLPの技術を使ってよい状態になることで

その人が自ら変化したいという気持ちが高まるという事です。

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