思い込みとコミュニケーション

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思い込みとコミュニケーション

2017年12月18日

こんにちは
トレーナー協会の猪瀬です。

私が学生の頃に、絶対に怒らない担任の先生が居ました。

イタズラとかをしても「やりすぎるなよ~」とか
「他の先生に見つかるなよ~」など、
基本的に許してくれて、
怒った姿を見たことがない先生でした。

私のクラスは仲が良かったので、
優しい先生との関係も先生と生徒ではなく、
年の離れたお兄さんみたいな関係だったと思います。


先生へのサプライズ


ある日、先生にクラス全員でイタズラをしたんです。


イタズラと言っても、独身だった先生に
恋愛成就のお守りをクラスで渡すって、
サプライズみたいなものでした。


いつも通り、帰りの時間になったときに
皆で先生にお守りを渡したんです。


「先生に早く素敵な人が見つかるように」って
プレゼントを渡したんですが、その瞬間、
生徒全員が驚愕することになります。


先生の反応は?


なぜなら、絶対に怒らない先生が
鬼のような形相で、「俺のプライベートはどうだって良いだろぉ!!!」って
いきなり、怒鳴り始めたんです。


生徒全員は思ったはずです。


「えぇー、先生のキレるポイントそこなの?」


30分くらい長々と怒られまして帰りました。(笑)


思い込みがあったのです。


私たちの中に、優しい先生、喜んでくれる、怒らない
こういった思い込みがあったわけですね。


先生の中には自分の事を言われるのが
嫌な部分があったのでしょう。
もしかしたら、なにかしら傷ついた出来事があったのかもしれません。


良かれと思って行ったことで
相手が傷ついたり、怒ってしまう場合があるのですね。


あっ、ちなみに、その先生とは
そのあと、みんなで話し合って仲直りしましたよ。(笑)
しかも、結婚もしました。
今度、久しぶりにお会い出来たらなと思っています。


コミュニケーションの主人公は?


コミュニケーションの主人公は相手です。
これは、私たちの講座で、必ずお伝えする言葉になります。


どれだけ、自分の思いがあっても
賛成かどうかを決めるのは相手です。
軽い気持ちでしてしまう行動は
とても大きな傷を相手に残してしまうかもしれません。


コミュニケーションは、その人のあり方そのものですから
1人1人、違うのは当たり前ですね。
だからこそ、相手の話を聞くのではなく、聞かせてもらう。


相手に思いを伝える事には伝えさせてもらうと言う
姿勢で臨まなければ、中々、上手く行かないでしょう。


少なくとも上手なコミュニケーターはそれが出来るはずです。
カウンセリングやコーチングなど、心のテーマをお手伝いさせてもらう人は、
特にこういった気持ちがないと信頼関係が作れません。


自分の思い込みでコミュニケーションはしないように
自分と相手は違うんだと思いながら、笑顔になる行動を見つけましょう。


お互いに笑顔になるには、
お互いが気持ち良いコミュニケーションをするには、
少し意識しながらコミュニケーションをすることで
結果が全然違うかもしれませんよ。


 


 

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