「悩む人」と「悩まない人」の決定的な違い

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「悩む人」と「悩まない人」の決定的な違い

― 自己否定から離れ、普遍的概念で考える方法 ―


 

人が深く悩み続けてしまうとき、そこには共通した思考パターンがあります。
それは、「私」を主語にして掘り下げ続ける思考パターンです。

一方で、悩まない人は、
自分を超えたテーマや普遍的な概念から物事を考えます。

 

このブログでは、

・悩む人に共通する思考パターンの特徴

・自己否定(自分の価値を下げてしまう状態)が生まれる構造

・悩みを「苦悩」にしない視点

・普遍的概念で考える実践方法

をシンプルにお伝えします。

 

※【自己否定とは】
自己否定とは、「自分には価値がない」と感じてしまう内面状態のことです。
人は本能的にこれを避けようとし、防衛反応が起きます。


 

悩み続ける人の特徴

「悩む」人の思考パターン

悩みが長引く人には、ある共通点があります。それは、思考の主語が常に「私」になっていることです。

たとえば、

  • 「私は自信がない」
  • 「私は自分を責めてしまう」
  • 「私はまわりと比べてしまう」
  • 「私は誤解される」
  • 「私は認めてもらえない」
  • 「私は価値がない」
  • 「私は嫌われている」
  • 「私は素直に謝れない」

このように「悩む人」は、「私」を掘り下げてしまうのです。ところが、人生は誰もがはじめてです。これまでの自分の体験の中に、答えがあるとは限りません。

すると、答えのないものに答えを見つけようともがき苦しみます。しかし、答えはありません。やがて、自己否定に陥ってしまいます。

自己否定とは何か

自己否定とは、「自分には価値がない」と感じてしまう内面状態です。人間は本能的にこれを避けようとします。だから防衛反応が起きます。

その結果、

  • 素直に謝れない
  • 比較してしまう
  • 攻撃的になる
  • 引きこもる
  • 快楽(食べる、飲む、SNSなど)に逃げる

という行動につながります。答えのない問いを、「私」を主語にして掘り続けると、悩みは苦悩になります。逃げ場を求めた行動が、さらに苦悩を深めます。

「悩まない人」の特徴

主語が違う

悩まない人は、考えているときの主語が「私」ではありません。「私」を超えた問い方をしています。

  • 「仕事って何か?」
  • 「愛とは何か?」
  • 「信頼とは何か?」
  • 「強みとは何か?」
  • 「美しく生きるとは?」
  • 「良い関係とは何か?」

これを、普遍的概念への問いと言います

自分を超えたテーマを考える

スタンフォード大学の心理学博士、ケリー・マクゴニガル氏は、

「私」中心の悩みから離れ、
自分を超えた価値とつながりに焦点を向けることで、
心の健康を高める方法を伝えています。

「悩まなくなる!」実践方法

悩んだときは、問いを工夫します。

  • ×私はなぜダメなのか ➡ ◎この出来事の意味は何か
  • ×私は向いていないのか ➡ ◎仕事の本質とは何か
  • ×私は愛されていないのか ➡ ◎愛とは何か

「悩まない人」の特徴とは、「私」という自分を超えたテーマを日々考えていることです。

「悩む人」と「悩まない人」の大きな違い

「悩む」人は、私という小さな枠組みの中で、ない答えを探そうとします。「悩まない」人は、自分を超えたところに照準を定めて考えます。

それを専門用語で『普遍的概念』といいます。生成AIで調べると、普遍的概念が一覧で出てきます。お気に入りを一つ見つけて、考えてみてください。エゴレベルの「私」という狭い領域での悩みからは、解放されると思います。

自分を超える『普遍的概念』が成長させてくれる事実

仕事をしていると、失敗することがあります。

その時、「自分には合わないのかな?」「転職の時期かな?」「でも、もう少し続けてみるか?」と悩む方向に向かうことは自然です。

しかし、「仕事」を経験してきた人生の先輩は、大勢いらっしゃいます。

彼らに、相談してみるのです。相談内容は、悩みそのものではありません。

「仕事とは何ですか」と、仕事の価値や意味を尋ねてみましょう。

すると、

「仕事での試練やストレスが、自分を成長させてくれた」

「仕事は大変でも、誰かの役に立つのは気持ちいい」

「仕事は努力の結晶。努力は裏切らない」

このような共通した答えがもらえるのではないでしょうか。

それこそ、普遍的概念を考える醍醐味です。「私」という枠を超えた、人間として生きる知恵が授かる機会になるのです。

悩みは、「私」を掘るほど深く苦悩という迷路になる。
普遍的概念を問うほど道が開ける。

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著者プロフィール 椎名規夫(公認心理師、NLPトレーナー)

一般財団法人日本コミュニケーショントレーナー協会 代表理事
NLP創始者リチャード・バンドラー米国NLP協会認定NLPトレーナー
経歴:社団法人取手青年会議所 1999年理事長

1961年生まれ。茨城県取手市出身。

「変われなければ心理学ではない!」をスローガンに、心理の国家資格『公認心理師』の知識を活かして、日本で唯一、科学的根拠のある心理学をベースにしたNLPを提供。

NLPは切れ味鋭いスキル!その反面、NLPは科学的根拠に乏しいのが実情。だから、正しくNLPを使うと成果に繋がる反面、誤って使うと自分とまわりを傷つけてしまう結果に!

エビデンスベースド(科学的根拠のある)NLPこそが人生100年時代に役立つスキルと確信してトレーニングを実施している。

  • 総務省 「コミュニケーションの基礎に関する研修」
  • 全国6万社が加盟する厚生労働省の労働基準局所管特別民間法人『中央労働災害防止協会』にてコミュニケーション技術力研修担当10年以上
  • 労働基準監督官(国家公務員)合同研修でメンタルトレーニング・コミュニケーション技術担当
  • 独立行政法人教職員支援機構にて全国の小・中、高等学校の教員向けコーチング講座担当など
椎名規夫トレーナー

椎名規夫トレーナー

著書

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