OB様限定メンタリング研修会

担当　椎名規夫

一般財団法人日本コミュニケーショントレーナー協会 代表理事

株式会社エムディー代表取締役
住宅・リフォーム販促情報局代表
1999年度社団法人取手青年会議所　第二十四代理事長

講演実績

（独）教職員支援機構、中央労働災害防止協会：大阪安全衛生教育センター、（財）日本品質保証機構、（福）名古屋市社会福祉協議会、東京都教育委員会指定道徳授業地区公開講座、川口市労使講座、日本郵便（株）、三井住友海上保険会社、中部電力、日本Ｍ＆Ａセンター‎、（株）船井総合研究所、（株）三洋堂書店、日本創造研究所、長野商工会青年部、静岡県清水建設業協会青年部、千葉県宅地建物取引業協会松戸支部研修、（社）常総青年会議所コミュニケーション研修など、多数。

コミュニケーションの『力』は、人の生き方そのものです。

先日、ある会社の中間管理職の方から相談されました。

入社６ヶ月目の社員から「情熱がなくなったので会社を辞めます」と告げられ、情動的に「そんな甘い考えでは、人生がダメになる！」と強く怒ってしまったのです。相談は、『そんな時、どう言えば良かったのでしょうか？』という内容でした。

対処法はシンプルです。辞めると伝えてくれた社員に「大きな決断したね。情熱を失っている事に気づかない私は、上司として失格だな･･･。ところで、何があったのか？教えてくれないか･･･」。これが模範的な対応です。しかし、部下への対応法より、もっと重要な事があります。それは、中間管理職の心の中に「部下を上手に育てられなかった･･･」という、ある種の悲しみと向き合うことです。もしくは、「自分は、そんな甘い考えで生きては来られなかった･･･」という自分の中にある怒りと向き合うことです。

そうです。自分が安定していない状態で、対人コミュニケーションが上手くいくことなど稀です。コミュニケーション能力を向上させるには、自分と向き合う能力。そして、関わる方との向き合う能力。この二つのコミュニケーション能力を研く事が大切なのです。

コミュニケーションの『力』は、人として、リーダーとしての基本的な能力です。