学び方のコツ:日本文化と欧米文化の違いにヒント!

創始者米国NLP™協会認定資格取得スクール

学び方のコツ:日本文化と欧米文化の違いにヒント!

2013年11月29日
突然ですが?
「ねぎらい」は十分ですか?

さて、「ねぎらい」は日本人にとって、
とても大切な習慣であり文化です。
そして、驚かないでください。
英語に「ねぎらい」に相当する言葉がありません。

「ねぎらい」は日本独特の文化なのです。
この文化の相違が、
NLPを学ぶ方に大きな違いを産み出します。

故河合隼男氏は、
著書「ユング心理学と仏教」の中で、
欧米人と日本人の違いを次のように表現しています。

「パーティーでスピーチをした際に、
私はアメリカ人と日本人のスタイルの
基本的な差について話をしました。
アメリカ人はそのスピーチをジョークで始めるのに対して、
日本人は弁解で始める・・・
日本で人々が何かのことで集まってくると、
彼らはある種の一体感を共有します。

・・・したがって、
誰かがスピーカーになると、
その人は他の人々から区別されることについて
弁解しなくてはなりません。

・・・しかし、
西洋ではたとい一同に会したとしても、
それぞれが他とは異なる個人であります。

したがって、
典型的なアメリカ人のスピーカーは何かジョークを言って、
人々が笑いを共有することによって
一体感を感じられるようにするのです・・・」

河合隼男氏
元文化庁長官。元京都大学名誉教授。
日本臨床心理士資格認定協会を設立し、
臨床心理士の資格整備に大きな貢献を果たした。



いかがですか?
河合隼男氏の主張に賛同できる方は多いと思います。

アカデミー賞の授賞式などで見られるアメリカ人のスピーチは、
ジョークで一体感をつくることから始まります。
アメリカは個を大切にする文化だからです。

一方日本人は、
結婚式の祝辞などで、
「僭越ですが・・・」
「ご紹介にあずかりました」
という言葉でスピーチを始めます。

日本は一体感、
和を大切にする文化なのです。

NLPは、
文化の異なるアメリカで生れたものです。

ですから、
文化や言語的な違いを無視してNLPを学んでしまうと、
上手くいかないのは当然だと思います。

これがNLPを学び、
成果に満足された方と、
そうでない方が存在する大きな理由の一つです。

NLPは卓越したスキルです。

だから、柔軟性をもって学んでください。

私は日本でNLPを学ぶ方に、
文化の違いで起きる弊害を理解してほしいのです。

日本の文化で使えるNLPを学んでほしいのです。

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