効果的な質問・質問力を身に着ける(メタモデル)

創始者米国NLP™協会認定資格取得スクール

効果的な質問・質問力を身に着ける(メタモデル)

2018年05月25日

こんにちは。
トレーナー協会です。


メタモデル


NLPでクライアントに向き合う質問に
メタモデルと言うものがあります。


私たちは色んな体験を省略・一般化・歪曲して
言葉にします。


例えば、講座中に参加者の方に
「今日は何で来られましたか?」と言う多くの人が
「電車です。」「車です。」「歩いてきました」ほとんどの人が
この様な回答をしてくれます。


情報の省略・歪曲・一般化


しかし、「電車できました」という言葉には色々な背景があるのです。
何時に起床したのか?何時に家を出たのか?何時の電車に乗ったのか?
これらの情報を省略して「電車できました!」という言葉にまとめているのです。


しかし、これらを話していたらコミュニケーションに
莫大な時間を費やしてしまいます。(笑)


だからコミュニケーションを取りやすいように省略を行うのですが…
例えば、カウンセリングや悩みを聞く場面で
「対人関係が上手く行きません」と相談された場合…
どうしてそう思うのか?何があったのか?色んな情報が裏側には隠れていて
それを聞き出しもせずに、安易にアドバイスをしてしまうと
コミュニケーションが上手く行きません。


それから、省略だけではなく
上手く行かないとは「誰と比べているのか」「一度も上手く行ったことがないのか」
「上手な基準はなんなのか」など一般化や歪曲したりもしています。


この様な言葉の裏側にある情報を引き出せなければ
ミスマッチの面談になってしまったり、クライアントが
どこで悩んでいるかの焦点が掴めないまま終わってしまう場合が多いです。


クライアントは不満足な気持ちになってしまうでしょうね。
効果的な質問をすることで、クライアント自らが気づけていないことに
気づくことが出来るようになったりします。


逆に質問をしすぎてしまうと尋問みたいになり
嫌われてしまうのですが…(笑)
バランスを取って使いたいですね。


効果的な質問


効果的な質問としては
「具体的に教えてください」「もう少しお話しいただけないでしょうか?」
「何かと比べているのでしょうか」「何がきっかけだったのでしょうか?」
「どんな時にそう思うのか?」など…ほかにも沢山ありますが
こういった質問で隠れている要素を引き出し、
自分と相手の思い描いている体験を一致させていきましょう。


相手と私では描いているものが違いますから
質問の効果としては、隠れている情報を引き出していく。
そうすることで自分と相手の描いていることの違いに気づくでしょう。


相手に合わせる(ラポール・信頼関係)を構築し
効果的な質問をすることによって、
相手が満足できる素敵な面談が出来るようになります。


身近なものにも隠されている


実は、この文にもそうですが
身近にある広告やチラシなどを見ると
省略・歪曲・一般化がされているものがほとんどです。


文を読んで「ここにこんな質問できるな!」と思ったりできると
コミュニケーションの練習になるかもしれませんね。


 

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