NLPを実践して活躍する卒業生たち

更新日2011.01
森田 礼奈

森田 礼奈

職業 看護師

■自分の気持ちがわからない
  そこから学びを始めて

◆NLPを学ぼうと思ったきっかけは何ですか?

当時は病院のICU(集中治療室)で働いていました。
緊張を強いられる職場ゆえか、仕事が終わっても状態をひきずってしまい、
オンとオフの切り替えができにくくなっていたんです。
お休みの日も、ただ目の前の家事をこなすだけで、休めてないなあと感じていました。

ちょうど院内で行なわれていた勉強会に一年間出席していたのですが、
あるとき、メンバーの一人が私に対して
「自分の考えを言ってないように思う」と言ったんです。
それが心にひっかかっていました。
よくよく考えると、いつの間にか
その場で求められている正解を一生懸命探すようになっていて、
自分の気持ちがわからなくなっているなあと気づいたんです。

そのとき読んだ本で、
「物事がうまくいかないのは、
頭で考えていることと心の奥で望んでいることが違うから」
という文章に出会いました。
心と身体の不一致感をずっと感じていた、
まさに「今の私の状態だ」と思いました。

そして、この著者はどうしてこんなことが言えるんだろうと思って
プロフィールを見たら、NLPと書いてありました。
そして調べていくうちに、
日本コミュニケーショントレーナー協会に行き着いたのです。


◆実際にNLPを学んでみてどうでしたか?

私は優位代表システムの体感覚にかなり苦手意識をもっていました。
プラクティショナーコースの4日目、パートのワークのとき、
「そのパートは何と言ってますか?
どんな形ですか?」と言われても、よくわからなかったんですね。

そしてプラクの7日目「自分が大切にしている価値観」というワークで、
ちょっと頭が痛くなってしまいました(笑)。
「努力」などの価値観ばかり出てくるので、
もっと「喜び」や「楽しみ」のほうに行きたい、という自分。
一方で、「努力」や地味なことを否定しないでよ!という自分。
それらがケンカし始めたんですね。
今思えば、ようやく自分の感覚を感じられるようになっていたんでしょうね。

プラクの8日目だったでしょうか、
「自分の北極星を見つける」というワークでは、
「自分がどんな存在で、どんなふうに周りと接したいか」と、
自分のあり方を考えました。

すると、それまでの私はHavingばかり気にしていたと気づいたんです。
どういう資格を手に入れたい、どういうところで働いていたい…。

大切なのは、そういうことではなくて、
まず自分がどうありたいか、だったんですね。

そして、マスターコースに進む前に、
協会の西村さんに相談をしたら、
「マスターは自分のあり方についてより深く探っていくんです」と言われました。
「安心、安全、安楽」という人間が欲している状態をいつでも作れるようにしていくと聞いて、
ちょっとよくわからなかったのですが、やってみよう、と思いました。

そしてマスターに進んで9回目のコアトランスフォーメーションのときです。
コアステートに到達したとき、水の中に浮かんでいるような気持ちよさ、
その温度の心地よさをリアルに感じることができたんです。
やっと「感じること」ができたと思いました。

医療現場では、根拠に基づいて判断することが絶対的に重要です。

でも、感じることには根拠がありません。
そういう不安定なことはしたくないとどこかで思っていて、
それが制限となっていたんだと思います。

だから、それまでは、見たものしか信じないという姿勢で、
視覚ばかり使っていたんだと気づきました。

コアトラのワークのあと、体感覚が使えるようになりました。
すると、まず自分とつながれるようになってきました。

何かで周りが盛り上がっているときも、一歩引いて、
「今、自分が求めているものに向かっているのかな」と顧みる余裕ができたんです。

それに付随して、言葉もより自由に使いながら表現できている気がします。


■現場を知っているからこそ   医療者のケアをしていきたい

◆実際の生活で変化はありましたか?

マスターに入る前、職場を変えたんです。
ICUからクリニックへ移りました。
少し仕事がラクになるかと思ったのですが、
組織が小さくなると、また別の大変さがありました。

少ない人数で、業務から雑用まですべてをやらなければいけない。
これが私のやりたかったことだろうかと思うと苦しくなり、
マスターコースの前半はそれで悩んでいました。

そんなとき、1回1回のNLPの講座は、私にとってメタファーだったんですね。
ふだんは忙しさに流されて、日々過ごすのがやっと。
でも日曜日は、講義の内容もそうですし、「この人とこのワークをすることが、
今の自分に必要なことだったんだ」と感じられたりもしました。

そんなとき、以前の病院に欠員が出て、
今度は人間ドックにに移ることができたんです。


◆ご自身が望まれていたことをつかめたんでしょうか?

はい、近いところにきました。
ICUは重症化した患者さんを看ます。
もちろん、その重篤な状況を脱した時に感じる喜びは大きかったのですが、
重症化した患者さんを看ながら「どうしてこんなに限界になるまで我慢したんだろう?
もっと早い段階で関われていれば、こんなに苦しい思いをされなかったかもしれない。」
と思うとツラかったんです。 また、同僚を見ていても責任の重さに押し潰されそうになったり、
頑張りやさんで、患者さん第一に考えるあまり、
(もちろんそれが喜びでもあります!)
自分を知らず知らずのうちに追い込んでいく人もいました。

そんな現場で働きながら、人は心だけ病む人も身体だけ病む人もいないと感じていました。

身体は目に見えるので比較的ケアしやすいのですが、
心は目に見えない分、なおざりになっている傾向が強いと思います。
心のケアの概念自体がなかったり、
なんとなく必要性は感じているけど具体的にどうすればいいか分からなかったり、
そういう人に関わりたいと思ったんです!心も身体も本当に壊してしまわないうちに…。

何をどう捉えて、どんな感情を選択し、
どういう自分でいるかということは、
今、私が人間ドッグの受診者さんに対し関わっている何どのくらいを食べて、
どういう風に運動して、どんな生活をするかということと凄く密接に関わっています。

そして受診者さんにももちろんですが、
現場のスタッフにも自分自身のケアができてこそ、
充分に他者のケアができるということを広めていきたいと思っています。
そのためにも私自身、心と身体について学び続けていこうと思います。


◆プライベートでの変化はありましたか?

主人とのケンカが減りました(笑)。
彼とは考え方がずいぶん違います。
違うから補い合える部分も多いと思って結婚したのですが、
実際に生活を共にすると「どうしてこうしないの?」
「なんでこう考えないの?」なんでなんで、と、
自分のマップで責めてしまうところがありました。
でも彼からすれば私のほうが「なんで?」だったでしょうね。

プラクのポジションチェンジのワークで原田トレーナーが、
「日常生活において、相手からの情報は受け取っているもの。
ただ、コミュニケーションするときは、自分の考えが優位になってしまうから、
受け取ってないふりをする。でも実際は、
けっこうわかっているのです」とおっしゃってたんです。
それまで主人の気持ちは全然わからないと思っていたけれど、
ワークをすると、意外と自分はわかっていて気づかないふりをしていただけなのかもしれない、
と気づきました。
そうすると、余裕をもって関われるようになったんですね。

家では、彼がいないときに、彼の椅子に座ってみます。
そして、この場所から何が見えるんだろう、私はどう見えるのかな、とやってみます。

彼は仕事でゲームの製作に携わっていて、家でゲームをすることも多いのです。
ゲームをしない私にとっては、「そんな時間があるんだったら家事を手伝っ てよ」と思っていたのですが、
家でゲームをしている時間は彼にとってどんなものなんだろう。
そう思って、ある時彼の隣でミラーリングしながら、
同じ姿勢で一緒にゲームをやってみたこともあります。
すると、意外におもしろかったんですね。

ゲームの時間が彼にとってホッとする楽しい時間なんだということが腑に落ちました。


◆日常生活でNLPを使いこなしているんですね。

体感覚を素直に感じることができたことで、
自分とつながることができ、
他の人ともつながっている感覚を味わえるようになりました。

素晴らしいトレーナーやアシスタントの方、
そして同期の方に恵まれて夢中になっていたら、いつの間にか変わっていました。
あんなにツライ、変わらなきゃ!と思っていた頃は、
そう思えば思うほど自分の望む方向から遠ざかっていたのに不思議ですね(笑)



Profile プロフィール
森田 礼奈
森田 礼奈

看護師
脳外科、ICUでの勤務後、現在は人間ドッグで予防医学に携わっています。
主人とは結婚3年目を迎え、まだガチャガチャカップルですが、楽しく過ごしています。(笑)

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