NLPを実践して活躍する卒業生たち

山田千穂子

山田 千穂子

職業 人財育成コンサルタント

■人「財」育成コンサルタントとして興味を持ったNLP

私は、2007年3月に(株)レインボーコミュニケーションという会社を設立、
現在、人財教育コンサルティングや教育・研修の企画、
実施などコミュニケーションにかかわるサービスを社会に提供しております。


講師としての自分自身と会社の成長、
その両面から設立後も様々な研修に参加しております。
「さらにコミュニケーションについてのスキルアップを!」と
探していた時に出会った講座が、
日本コミュニケーショントレーナー協会の講座でした。


講師として企業の人財育成に携わっていますので、
NLP、日本コミュニケーショントレーナー協会のことも存じ上げておりました。


しかし、それまでは講座に参加してみよう、とまで興味をもつことはありませんでした。
ところが「開業して一年」という節目になぜだか
日本コミュニケーション協会のホームページがポーンと視野にはいってきて、
「これ、受講したい」と感じたのでした。


■講座によって得た「力」ではじめての本を上梓

この自分の「直感」を大事にして、
すぐに2008年の6月にプラクティショナーコースに申し込み、
続いて9月からマスタープラクティショナーコース、
2009年1月には講座のアシスタントとしてお手伝いさせていただきました。
いったん決めるととことんやってみる、
という私の性格が後押ししたことは確かです。


また、立ち上げたばかりの会社でフル回転している私にとっては、
地元の名古屋だけでなく大阪や東京の講座に
振り替えることができることもとてもありがたいシステムでした。
そして、この日本コミュニケーショントレーナー協会の講座に参加することによって、
夢を実現する力を得たのです。


マスターコースで実現したい目標を「出版」にして、ワークを行いました。 
そして、その結果、2009年4月、私にとって初めての本
「マンガで学ぶ新人マナーなんで挨拶しなきゃいけないの?
マナーの『ナンデ?』がわかる本」あき出版)を出版することができました!
私がこれまで携わってきた「人と人とのコミュニケーション」を
「マナー」という側面 から、「なぜ?」にちゃんと答えながら、
基本をきちんと理解をしていこうよ、と社会人一 年生の手助けをする本です。


指導者の方には、相手の地図を理解し、
指導ポイントがわかる本でもあります。


執筆時期は、まさに、日本コミュニケーショントレーナー協会の
講座にアシスタントとしてかかわっていた1月〜2月です。


東京出張の新幹線の中やホテルで、
また、アシスタントで参加したその日の講座で得た経験・気づきをもとに、
VAKを意識してさらに書き進む…というように、
講座でのインスピレーションもたくさん散りばめられています。


本業の会社経営を行いながら、はじめての本創り。
毎日睡眠時間3時間という日を続けておりましたが、
苦しい時には「エクセレントサークル」に入ったり、
フューチャーペーシングで本を手にとる読者をVAKでイメージしたり、
講座で得た、珠玉のヒントたちに手助けされた形で、
なんとか世に出すことができました。


「新人のマナー教育のバイブル」というようなおほめの言葉もいただいており、
とてもうれしく思っております。
この出版は、私にとって講座で学んだことの大きな成果だと言えます。


■体系的に学べるコミュニケーションスキル

日本コミュニケーショントレーナー協会の講座の何が私にとって役に立ったか…
と振り返りますと、やはり「体系的にスキルを学べる」ということだと思います。


例えば、傾聴・ペーシングというスキルがありますが、
まずひとつひとつ論理的に理解し、
よく練られたワークをトレーナーの手助けのもと行ってみる。


そして、さらに深い理解にもっていく…今現在も活用しているスキルを
「深く知って実践できる」というまさに私の目的である「スキルアップ」に
ぴったりの講座でした。
コーチや講師を生業としている方もきっと変化を実感できると思います。


また、「自分」にも気づかせてくれました。
他にもたくさん声をかけていただいたのですが、
その中でも印象に残っているのが、
椎名トレーナーの「山田さん、Beingが大切ですよ」という一言でした。


自分が頑張れば達成できる、相手も成長できる、
今なんだかうまくいかないのは自分が怠けているせいだ、
もっと頑張ろう・・・と自然に思い込んでいた「私」がいることを、
椎名トレーナーは気付かせてくれたのでした。
講師として、相手の求める成果が出せなかった時、自責感を感じている自分がいました。
けれども、椎名トレーナーは大切なのはそこではないと教えてくださったのです。


そして、その「思い込み」にはバランスをとることが必要である、
ということをワークでさらに深化させて下さったのです。


Being(存在) Doing(行動)Having(成果・相手・環境・・)とあったとき、
私はどうやら「Having成果」に目が行く傾向が強かったのだということがわかったのです。
その気づきをもとに、ワークを行うことによって、
Being(存在)の価値を高めることができるようになり、
変わりたくないという相手の「肯定的意図」や
「成果を与えられなかった自分も自分」とすべてを心の底から認めることが
自然にできるようになりました。


すると、とても気持ちが楽になりました。
「自分自身を認める」ということがとても幸せであることをそのとき実感しました。
そして自然とモチベーションがあがるようになり、
結果的に成果があがる…ということを体験できたのです。


また、私の父は大変厳格な人で、私は小さい頃から厳しくしつけ育てられておりました。


しかし、その状態を不思議にも思わず、
「おりこうさん」で居続けたのでした。
交流分析において私が「完璧であれ」「一生懸命であれ」「他人を喜ばせろ」という
ドライバーを強くもっていることはわかっていたのですが、
ワークを通して、行動の源が「父に認められたい自分」
「ほめてもらいたい自分」であることに気づかされました。


その父が大病で生死をさまよい、何とか命は助かりましたが、
現在はベッド上の生活です。
父の病後、今まで以上に病院の患者接遇セミナー等医療への貢献をするべく取り組んでおります。


仕事に出掛ける時の介護できない自分を責める気持ちを持ちつつ…でも今の仕事は天職。


仕事も介護も頑張りすぎずに上手にバランスをとっていく…自分とも、
周りともハッピーにコミュニケーションをとっていく…
そのような生き方についての豊かな理解とその実践的なスキルが得られたことに
大変感謝しております。


レインボーは「人と人との虹の架け橋」、これからもNLPの学びを生かして、
たくさんの架け橋を築いていきたいと願っております。


Profile プロフィール
山田 千穂子
山田 千穂子

南山短期大学人間関係科卒業、損害保険会社支店長秘書を経て、2000年より研修講師として独立。2007年(株)レインボーコミュニケーションを設立。新入社員研修や秘書・受付接遇などビジネスマナー研修では、決め細やかな指導で定評あり。
医療・介護分野での接遇・患者満足度研修では、自身の家族の入院・手術・後遺症による介護経験から、講師としてのみならず患者サイドの視点からの説得力ある研修を実施。岐阜大学医学部、愛知医科大学にて模擬患者としてOSCE※にも協力。医療分野への貢献を図っている。※OSCE(Objective Structured Clinical Examination : 客観的臨床能力試験 通称オスキー)

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