NLPを実践して活躍する卒業生たち

近藤恵

近藤 恵

職業 カウンセラー

■最初は印象が悪かった「他社のNLPの講座」

私は、いまでは子どもから高齢の方までお持ちになっている
携帯電話が日本にようやく出始めたころに、
外資系の通信機器会社で法人営業などに携わっていました。


当時の最新の技術に携わる仕事は大変面白かったのですが、
寝食を忘れるような激務の連続に体調を崩して休職し、
短期間療養しました。


その後外車ディーラーやITの講師など、
人間関係やコミュニケーションのスキルが必要な仕事に方向転換し、と同時に、
興味のあったカウンセラーの仕事に就くよう仕事をしながら研修を始めました。


カウンセリングの講座をいろいろと調べていくうちに
NLPについて教えてくれる他社の講座を見つけます。
NLPという方法自体は心理学に興味を持ち始めてから本などで目にしており、
いつか勉強してみたい、と思っていました。


地方に住んでいますので、
東京や大阪という都会より講座の絶対数が少ないこともあり、
その講座を見つけてすぐに電話で問い合わせをし、
説明会に行き、申し込みをした…まではスムーズに行ったのですが、
その後その会社からはしばらくなんの連絡もありませんでした。


結局生徒の人数が少なかったのでその講座はなくなったとのことでした。
その会社の不誠実な対応に、
なんとなくNLP自体にもいい感じはもたずに一年がたちました。


■日本コミュニケーショントレーナー協会との出会い

NLPを学ぶことについて、なんとなく出鼻をくじかれた気持ちでもいたわけですが、
それでもNLPのことがどこか気になっていました。
「悪い印象」は、その会社についてであり、
NLP自体についての評価ではありませんでしたから。


ちょうど一年たったころでしょうか、
たまたまウェブサーフィンをしているとき、
日本コミュニケーショントレーナー協会のホームページにたどり着き、
体験コースのことが書いてあったので電話で問い合わせをしてみました。


トレーナーの方々の詳細な紹介からカリキュラムの内容、
そして私の質問にひとつひとつ丁寧に答えてくださった
電話の対応が良かったこともさりながら、
後日、「新沼 結美子さん」というスタッフの方から
日本コミュニケーショントレーナー協会の講座の推薦のポイントについて
直筆のお手紙をいただいたのです。「この丁寧なフォローは素晴らしい!」、
と私は感じました。


コミュニケーションを勉強する会社なのですから、
そのコミュニケーションスキルをスタッフの方々も勉強しており、
会社全体として「完全体」となっている姿に好ましさを感じたのです。


他にも同時にいくつかの講座を比べていたのですが、
日本コミュニケーショントレーナー協会の
「フォローと説明がしっかりしている信頼感」は体験コースに参加しても裏切られず、
最終的に「ここに決めた」とプラクティショナーコースに申し込みをしました。


■期待以上の気づき

プラクティショナーコースでは素晴らしいトレーナーの方々に
大勢出会うことができましたが、
そのなかで私の「お気に入り」は原田トレーナーの「繊細さ」でした。


とても言葉を丁寧にあつかっておられ、
右脳と左脳のバランスがとってもすぐれている方…とお見受けいたしました。


そして、受講生を観察してそれを言葉にしてくださるタイミングも素晴らしく、
私にとって期待以上の気づきをもたらしてくれました。


たとえば、こんなセッションがありました。


椅子に座って、他の受講生と話し合うセッションの時でした。
原田トレーナーが私たちの周りをゆっくり歩いてしばらくたってから、
「近藤さん、今、とっても楽しんで集中していますね…」と声をかけてくれました。


その時は、「今現在自分が感じている葛藤について」など、
けして「楽しい」話をしていたわけではなかったので、
原田トレーナーのその言葉はちょっと意外に思い、
「え?なぜですか?」と質問したところ、
「姿勢が楽しそうですよ」と答えがかえってきました。


そのとき、「はっ」と自分の小学校の時の姿勢を思い出しました。
確かに私は子供のころ楽しいことやワクワクすることを、
そのとき自然にとっていた姿勢、つまり椅子に腰かけ、
少し前かがみで、ひざに手をおいて、なんとなくひじを外にはって、
体全体で受けとめるぞ!という格好で聞いていたなあ、と気づいたのです。


他人の潜在意識をも体勢からみとおすことができる、
自分の潜在意識も自分のからだの様子から気づくことができる、
ということをとてもよく客観視できて、「体におとしこめた」と納得できたのは、
原田トレーナーのそのひとことからでした。


■潜在意識の「ことば」

また、マスタープラクティショナーコースにて
椎名トレーナーに「驚かされた」セッションもありました。


そのときの椎名トレーナーの受講生への問いかけは、
何の変哲もない「最近なにか、困っていることありますか?
そしてそれをここで発表したい方、いらっしゃいますか?」というものでした。


いつものセッションでは、他の受講生の方がお話されているのを聞くのが面白く、
あまり自分では手をあげない方だったのですが、
この「問いかけ」には自分でもわからないうちにサッと手をあげていました。


「はい、では近藤さん、お話しください」と言われた時でさえ、
自分が「手を挙げた」という自覚がなく
「あら、私、皆さんの前で立っているわ」という感じでしたが、
それでも最近気にしていることが口をついてでてきました。


いままで、そんなに気にならなかったのに、
最近気になり始めたことが「電車での乗り降りに無頓着な人がいる」ということでした。
もしかしたら、NLPを研修しはじめてから気になりはじめたのかもしれません。
フルタイムで働いている時も、休日に子供を連れて乗る時も、
「列を作って待つ」「電車が来てから順番に乗る」
「高齢者や乗り降りがつらそうな方がいらしたら譲る」…など、
大勢で共有の場を使うときの作法を普通に今までなにも気にせず行ってきました。


自分がそうすることによって、同じ空気が周りにもおこり、
ゆるやかに、スムーズに乗り降りをしていました。


ところが、つい最近、並んでいるのに横入りをして先にはいってしまったり、
降りるときに押されたり、続けざまにされていました。


「なんなんだろう」と驚き、「急いでおられるのかな」とも思い、
変な感じだ…と思いながら過ごしていましたが、
たまたまその椎名トレーナーのセッションに来る途中の電車でも
高齢者の方が乗るのを待たずにまるで押すようにして
乗ってこられた方を見かけてしまったのでした。


このようなことを、椎名トレーナーと受講者の皆さんの前でお話をし終わると、
椎名トレーナーが「近藤さん、そういう人に言いたいことが
本当はあるのじゃないですか?それはなんですか?」と質問されました。


私は、「え?そういう人に言いたいこと?なんだろう?」と考えたのですが、
その時はまったく考え及ばず、
「すみません、その人たちに言いたいこと…思いつきません」と答えました。


すると、椎名トレーナーが、
大きな声をお腹の底から出されて「みんなが迷惑しているのですよ!
そんな傍若無人な様子を見たら、私だって気分が悪くなります!
いますぐやめてください!」と叫ばれました。


「えーーー!」と驚いたのが、最初の正直な感想でした。
大きな声にびっくりしたこともあったのですが、
「あ、これが本当は言いたかったことなんだ」ということと、
「椎名トレーナーにこれを言ってもらいたかったんだ」ということが同時に心に浮かんで、
涙ぐんでしまいました。


セッションの後に「なぜ涙ぐんでしまった」のか…とゆっくり考えてみました。


タイムライン、というNLPの手法をつかって考えていると、
私の両親が大変厳格に私を育ててくれたことを思い出しました。


「言いたいことをそのまま言う」のではなく
「状況に応じたきちんとしたことを伝える…わがままは言わない」ということを
親に対しても躾られてきたことが、いまだに潜在意識の中にある、
ということにも気付かされたのです。


「状況に応じたきちんとしたことを伝える」ということは、
もちろん、推奨されることなのでしょうけど、
それと同時にいつもいつも自分の本音をおしつぶし家族に対しても
出していかなかった自分がいたことがはっきりとわかり、
なにか「変だな」という状況を見ても
「なにが変なのか、自分本人は本当はなにを感じているのか」が
わからなくなっていたのだ、ということに気づいたのでした。


大変貴重な経験と気づき、でした。
実生活で実際に大声を出す、ということはもちろんしませんが、
椎名トレーナーの大声を思い出し、「めいわくです。やめてください」と
フレーズだけ心の中で言ってみることで頭がすっきりしたように感じます。


不思議なことに、電車での傍若無人な振る舞いもあまり見かけなくなりました。
以前より、もっと毅然とそこに存在できているからなのではないか、と思っています。


■娘へのNLPを使った働きかけ

マスタープラクティショナーコースの期間中、
進路で迷っていた娘に、NLPの手法をフル活用して話を聞く時間をもちました。
一人住まいをしている娘のところまで、
2週間に一回、2時間のドライブをして通い、
90分、と時間を区切って「プチカウンセリング」と称する時間を特別に持ちました。


母子の会話はそのあとまた別にお菓子とお茶をいただきながらゆっくり持ちました。
「プチカウンセリング」にはお友達も参加したりして4か月近くもつづけたでしょうか。


娘は、「いつも最悪のことを予想して、そして計画をたてて行動する」という
パターンの考え方をしてしまう子でした。


慎重で、計画的、で社会的には好ましいのかもしれませんが、
いつも否定的・批判的な考えを持っているので、
もうすこしものごとに対して肯定的な生き方もあるんじゃないか…
ということを伝えたいなあ、と常々思っていました。


NLPの手法を使って「プチカウンセリング」を行っていくと、
私も彼女に対する理解が深まり、
また彼女も様々なものごとにかかわる態度が少し変わってきたように感じられました。


これから進学、就職、と様々な決定をしなくてはならない娘が、
「これをやったら失敗しそうだから、リスクの少ないこちらを選ぼう」ではなく、
「私が本当にやりたいことはこれ。
だから、それができるように環境を整えていこう」と考え方が前向きに
変わっていくのをみるのは、本当にうれしいです。


■ビリーフの力をセッションで学ぶ

私が大好きな女優にジュリアロバーツがいます。
彼女の映画の一シーンを自分も「なりきって」演ずる、
というそれは楽しいセッションがありました。
自分の信念と価値観を「憧れている行動モデル」に入って行動する、
というセッションです。


ジュリアが演じるこのモデルなら、ここでこう言うだろう、
ここではこういう態度をとるだろう、と鮮やかに浮かぶのでそれは高揚感のある、
鮮烈な時間でした。


ビリーフ(信念)が体におとしこめた瞬間が何度もあり、
そこから、実生活でもこの信念を体現することが簡単にできるだろう、
という気持ちの良いモチベーションも生まれました。


このモチベーションをもって、マスタープラクティショナーコース終了後、
再受講を受け、まだまだ学んでいきたい、と思っている最中です。


最初の他社の講座がキャンセルになったことによって
日本コミュニケーショントレーナー協会と出会えることになったのだから、
ご縁とはわからないものだな…と思っています。
「言いたいことをそのまま言う」のではなく
「状況に応じたきちんとしたことを伝える…わがままは言わない」ということを
親に対しても躾られてきたことが、いまだに潜在意識の中にある、
ということにも気付かされたのです。


Profile プロフィール
近藤恵
近藤 恵

チワワが3頭います。三男坊は横わけにした前髪と大きな丸い目とその表情が西村トレーナーにそっくりです。彼らはピアノにあわせて歌います。救急車と消防車を聞き分けて、サイレンと一緒に合唱しています。天才です…。仕事も、学びも、子育ても、趣味も…と自分ができることはなんでも挑戦してみよう、と思って毎日過ごしています。

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