NLPを実践して活躍する卒業生たち

小野美紀子

小野美紀子

職業 小野歯科 きよみ野診療所院長

■人への愛情が深くなっていくことを実感

私は、他人に対して「愛情をもって接する」ということを
いともたやすく普通に行ってきました。
両親から受けた愛情をはじめ、
周りの環境が温かく自分を育ててくれたおかげだと思っています。
意識しなくても、すうっとその人に寄り添う考え方ができ、
その人を認め、受け入れて考えていくことが自然にできている、
と自分では思っていました。


しかし、NLPのプラクティショナーコース、
マスタープラクティショナーコースと終了した現在、
自分の中でさらに「愛情」が深くなっていることに今、気づいています。


今までの「愛情」は、「その人にむかっていく」愛情でした。
しかし、日本コミュニケーショントレーナー協会の講座を終え感じる愛情は、
自分自身にすこしでも世界の中心とつながっている、という安心感があって、
その安心感を世界のすみっこにいるあの人にも分け与えてあげたい・・・と感じる、
そんな「深くて広い愛」です。
そういう感情をもって人と接することができるようになっています。


■気持ちを言葉に出して言うことができなかった

愛情をもって…と現在はすんなり口に出して言っていますが、
実は私は幼い時からつい最近まで、
自分の気持ちを言葉に出していくことが苦手でした。
自分の気持ちを素直に言うことによって、
それを聞いている人に影響を与えることを控えたい、
と思っていたのかもしれません。


父のすすめもありましたが、自ら進んだ医療の道です。
当然人とのコミュニケーションは避けて通れない世界である、
と頭の中ではわかっていました。
しかし、今までは、いまひとつ一歩踏み込んで
「コミュニケーションする」ということをせずに過ごしてきた気がします。
言葉をかえていえば、「コミュニケーション、ということをことさら意識せずに」
今まで来てしまったのではないか、と思っています。


患者さまと直接応対する臨床の学習の場面でも、
普通に話して、普通に対応する、淡々といつも平常心で接する、
ということの方が大事である、という気持ちに傾いていたように今考えると思います。
もちろん、平常心を保つ、ということは、
それはそれで医療の場面では必要なことです。


大学の臨床の授業中、
どうしてもうまくコミュニケーションがとれない患者さまもいらっしゃいました。
そういうとき、「ああ、私とはうまくあわないんだなぁ」と一歩引いて、
相手が傷つかないように、やんわりと対応していました。
社会の中で、それはよくある処世術であるかもしれません。
しかし、それはもしかするとコミュニケーションの大事さを軽く、
甘く見ていた行動だったのかもしれません。


■きっかけは電話から

「コミュニケーション」について考えること、

学ぶことが大事である、ということが頭ではわかっていても、
日々の仕事や生活が忙しく、
なかなかその勉強に時間を費やすことができないでいました。
NLPのことについては、
文献などに書かれている程度のことは言葉として知っておりました。
しかし、講座をうける、
という気持ちまでは到底至らずにいままで過ごしていました。


そうはいいながらも、
どうしても患者さまと接する上で必要なことである
「コミュニケーション」ということは常にあたまにあり、
書籍や様々な講座の資料を気がつくと集め、気にはしていました。


講座を受けるきっかけは、パンフレットをいくつか見ている中で、
ふと「電話をしてみようか」と思ったことでした。
たまたま、一番目に日本コミュニケーショントレーナー協会の
事務所に電話をしたところ、
西村トレーナーが電話口にお出になりました。


そして、西村トレーナーと事務的なことを数分話す中で、
「なるほど、この人の所属する日本コミュニケーショントレーナー協会って
私がコミュニケーションを学ぶ場所かもしれない」と直感しました。


細かく分析したわけではありません。
西村トレーナーの声の調子とか、ペース、全般の話し方、
もちろん内容の説明などがそのときの自分に「合った」としかいいようがないのです。
その後事務所に出向いてさらに詳細に説明をうかがって、
講座に参加することに決めました。


■講座の中での気づき

講座がはじまり、実は毎回「はっ」と気づくことがありました。
どうしてこんなに「気づかされるのだろう」と思うほど、
椎名トレーナーの言葉に「あ、なるほど」と納得している自分がいたり、
他のトレーナー方のワークに「ああ、そういうことなんだ」と思う自分がいたり…
と毎回の講座が楽しく、とても豊かな時間でした。


プラクティショナーコースが終了した時点では、
迷わず次のマスタープラクティショナーコースの受講を決めました。
そんな時期、実際の仕事の場面でNLPの効果を実感することができる出来事がありました。


私の働く診療所に、
なんだかこのごろ「元気がなくなってきた」という感じのスタッフがいました。
「大丈夫?」と聞くと、「大丈夫です」と答えます。
いままでのわたしだったら、
「あ、大丈夫、って本人がいうんだから、大丈夫なんだ」と、
とりあえず納得して、そこで社会人でもあるんだし、
本人に任せる、という態度をとったと思います。


しかし、講座を受け、その中でさまざま気づきを実感したあとの私には、
どうしてもそのスタッフのことが気になってしかたがありませんでした。
そのスタッフの、言葉とは裏腹な元気のない背中だとか、
声の調子、などに気づく自分がいたのです。


気はついても、
「大丈夫ってあなたはいってるけど、ほんとに大丈夫なの?」
などとむやみなことも言えず、心配しながらも、
忙しい診療の合間に、温かく見守っているしかない・・・
という日々が約一週間くらいあったでしょうか。
いつもきちんと身だしなみを整えているこのスタッフが、
いつもは胸につけている名札もつけず、なんとなくぼさっとした様子で働いていました。


それを見て、
「お話できる?」と咎めることや非難を交えずに自然に聞くことができました。
その自然さにスタッフも「はい」と素直に答えてくれ、
終業後、話を聞くことができました。


■NLPの技法を使って「話を聞く」

話もすんなり出てくるわけではありませんでした。
椅子に座っても、スタッフは膝に置いた手でハンカチを握りしめて、
なかなか言葉が出てきません。
NLPで教わった、ペーシングという方法などを思い出しながら、
ゆっくりゆっくり話をきいていきました。


このスタッフは、いま従事している仕事が、
どうしてもうまくいかない、その改善方法がわからない、
自分には向いていないんじゃないか、
他のスタッフからうとまれているのではないか・・
と思いつつ日々働いていたことが話す中ででてきました。


もちろん、簡単明晰な言葉ですぐにでてきたわけではありません。
色々とはなしているうちに、このスタッフが暗い気分になってしまうのも、
人間関係がうまくいかないように勝手に自分で思い込んでいるのも、
実は今の仕事の、それも他人から見れば些細な部分を少し変えれば、
流れがかわるんじゃないか…とわかってきたのです。


私はカウンセラーではありません。
なにか適切なアドバイスができるわけではありません。
ただただ、このスタッフの話をNLPのメソッドを使って
聞いていることしかできませんでした。


しかし、驚いたことに、小1時間も話しているうちに、
はじめは口ごもりながらしか話してくれなかったスタッフが、
言葉がややなめらかになって出てくることを感じました。


そして、2時間くらい話を聞いたあとでしょうか。
「私、やれそうです!ありがとうございます!」となにか解決策がでたわけでもないのに、
突然明るい声で言いました。


翌日も休みではありませんでしたので、
その言葉をきっかけに話をおしまいにして、
「やれそうです!」とは言ったけれどもどうなることやら・・
と不安を感じながらもスタッフを帰宅させ、
私は手つかずになっている仕事を片付け始めました。


翌朝、「おはようございます!」と元気よく入ってきたスタッフは、
この診療所に勤め始めたころと同じ、フレッシュないきいきとした顔をしていました。
つられて、こちらも笑顔になりました。


なにが功を奏したのかわからないでいるのですが、
私は、マスタープラクティショナーコースの中で学びつつあった、
メソッドを使わせていただいて、ただ「聞いて」いただけでした。


■周りから、すこしづつ

マスタープラクティショナーコースをうけると、
この日本コミュニケーショントレーナー協会には発展した形の講座があります。
私は、今は、まず自分の周りとコミュニケートしていきたい、と思っております。


うわべの言葉だけではなく、言葉にならないことにも気づく方法を知ることによって、
他人への愛情を自分でも自覚していけるようになりました。
すこしづつ、深く、広く愛情をかけて人と接していきたい、と思っています。


講座で習った中で、今、心がけていること…というより「自然に行っていること」は、
「プラスのことを思いながら行動する」です。
たとえば、「あ!今日もたくさんの人に会える!」と思って診療所の扉をあけたり、
「楽しい発見があるかも!」と思いながら文献を探すなどです。


そうすることによって、よい方へよい方へものごとがすすんでいきます。

こういうことからはじめて、周りの人も一緒に幸せになっていけたらうれしいなあ、
と思いながら日々過ごしています。


Profile プロフィール
小野美紀子
小野 美紀子

「こどもたちの笑い声の絶えない診療所」がキャッチフレーズの小野歯科きよみ野診療所院長。趣味はピアノ演奏など、幅広いが、現在「はまってる」のはジャズストリートダンス。柔和な外見や話し方からは想像がつかない…と知人から言われる運動量の多い、激しいダンスを習っておおいに楽しんでます。

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