NLPを実践して活躍する卒業生たち

宮西 眞澄

宮西 眞澄

職業 人材育成トレーナー

■私にとってのNLP

仕事で頑張っている女性たち。子育てに一喜一憂している女性たち。
そして、仕事にも育児にも奮闘している女性たち。
「仕事と結婚と、どっちを取ったら良い?」
「子どもをつくるべきかどうか?」
「子どもを持って、働き始められるの?」
女性には、女性ならではの特有の悩みがあります。


NLPを学んだ後、そんな様々な話を聞いて彼女達と関わっていく中で、
「頑張らなくっていいんだよ。」という言葉を伝えるようになりました。
すると、悩んでいた皆が「ああ良かった。」と口々に言ってくれます。


こんな風に仕事や育児の中で、自分の心の中にオアシスをつくれるものが、
私にとってのNLPです。
NLPを学ぶと、このオアシスを自分の中だけでなく、
出会いを通じて相手へプレゼントすることもできるかもしれません。


■NLPと私との出会い

まず、なぜ私がNLPを始めようと思ったかということについてお伝えします。
私はこれまで、美容業界の人材育成の仕事をしてきました。


美容メーカーや大手の美容室チェーンや全国ブランドのサロン、
または美容学校でのホスピタリティのコンサルティングと教育を行う仕事です。
そういった研修やセミナーの仕事で『NLP』という言葉に出会ったのです。


その後、やたらと色々な所や本の中で、
『NLP』という言葉を目にする機会が多くなってきました。
『NLP』って何なのだろうなって思っていたんです。
そこで、NLPが何なのかを調べることにしました。


すると、『コミュニケーションは奥深いもの』だということがわかりました。
コミュニケーションと言えば、仕事でも関わるものです。
でも実は、自分でもコミュニケーションに対して足りないものがあるなと気づいていたのです。


私は仕事と家庭を両立していく中で、悩みを抱えていました。
自身も立ち直って、ありたい姿へと進み始めてはいたものの、
「頭ではわかっているつもりなのに、何かが足りない」と感じていたのです。


心の中に何かひっかかるものがあると、
そのアイディアやキッカケが自然と自分の方へ運ばれてくるような気がしませんか?


NLPを始める時も、導かれるように、日本コミュニケーショントレーナー協会に出会いました。
電話をして、お話しした瞬間に、「ポンッ!」とここでやろうって決めました。
本当は、今すぐにでも受講できる所を探していました。
でも、3ヵ月後の受講になるにも関わらず、トレーナー協会で学びたい気持ちになったのです。
実際に受講してみると、
ビジネスに偏らず、カウンセラーにも偏らず、そのどちらでもない良さを感じました。
何よりも団体の人柄が感じられたのです。


■NLPに対する不安・・・

そして、実際にプラクティショナーコースを受講すると、毎回良い気持ちになれました。


スキル自体が、消化できていたかどうかは疑問ですが、毎回朝行くときにワクワクし、
帰ってくるときもワクワクしていました。
一緒に学んだ仲間も素晴らしく、お互いの事をシェアできる仲でした。
本当に良いプラクティショナーコースの時間を過ごしました。


しかし、途中で変わらない自分に幻滅したことも一度ありました。
形として変化していない、これをやって一体何になるんだろうって思ったのです。
でもトレーナーや、仲間の支えがあって進んで行ったのです。
「ちゃんと変わっているよ」って承認してくれる仲間がいました。


そしてプラクティショナーコースを修了する時、私の中では「これが始まりだ」という思いがありました。引き続きマスターコースに入りたいと思いました。
その後にマスターコースを受講してみて、
自分の中に「NLPを学び自分は変わったな」という思いが芽生えてきました。
心から感謝しています。


■NLPを体験してみて

まず、『聞くことの楽しさ』を知りました。
『話を聞く』ということが楽しいなって思うようになりました。


NLPで色々なことを学んで、家族・友人・仕事上の人と関わる中で、
十人十色といいますか、人は本当にモノの見方や考え方が違うんだと思ったのです。
多くの選択肢があるんだなって・・・。


それを、自分の中で受け止められるようになったのです。
一人ひとり皆違っているし、それはその人の中にしか答えはないということを・・・。


誰も皆、自分がここにいることを認めてほしいのかもしれません。
それを言葉にして、色々な形で表現しているのかもしれません。


だから、自分の定規ではなく、その人の定規で聞いていくのです。
そういうことが、自分の中にストンと入りました。それを見つける事ができたのです。
そして、自分自身とも向き合い承認することができるようになりました。


NLPを受講する前も、『誠心誠意相手の立場になって考え、
人の役に立つ』ということをポリシーにしていたつもりでした 。
人材育成といっても、共に育つという『共育』をして関わってきたつもりだったのです。


しかし、今考えてみると、関わる中で言葉と表層で受け止めることが多かったのでは、
と思います。何をこの人は表現したいのか?という言葉だけじゃない、
本当のことを見つめて会話をすると、何の無理もないのです。


■NLPの効果

また、家庭での夫婦関係や子どもとの関係も変わったようにも思います。
たぶん、私自身が変わったから相手も変わったのでしょう。
というよりも、受け止める自分が変わったということなのかもしれません。
相手との関係は、キャッチボールなので、そんな風に思います。
これまで、「~しなければならない」ということを
気づかないうちに言っていたのかもしれません。


でも、「そうかもしれないね」「それもあるかもしれないね」という言葉のスイッチが、
オンになったのです。


そうすると、衝突することもなくなり、子どもも会話をしてくれることが多くなりました。
まだまだINGですが(笑)。
言葉としてやらなくてはならないということなんて、実は一つもないのかもしれません。
ただ、その時の相手の定規をあてるだけです。


■私がNLPを通して本当に伝えたいこと

私は、育児をしながら仕事もしてきました。
当時はまだ、『女は子どもを産んだら仕事を辞めるのが当たり前』という時代。


だから今、仕事で頑張っている女性たちに、少し先に走ってきた自分の経験から、
良い事はそのまま伝えたいと思っています。


そして気づかない所で堂々巡りになっている人たちに、
「こんなものもあるよ」と伝えてあげられたら、
その人たちも楽になるのではないかなって思うのです。


仕事をしている女性も、育児をしている女性も。
女性として大事な事は、相手に対しての思いやりかもしれません。
人として大事な心配りや気配り。そんなことを、仕事で学生達に話しています。
感謝の心を持ってね、ということを。


仕事をしていく女性が、そんな思いをもって働いて行けたら本当にステキなことだと思います。
そしてそれが、次の世代やまたその次の世代に繋がっていったら、
更にステキなことではないでしょうか。


Profile プロフィール
宮西 眞澄
宮西 眞澄

10月18日生まれ。
保育園歴10年のキャリアで二人の息子を育てながら仕事を続ける。外資秘書、営業、コンサルタント、講師、トレーナーと多職種を経験。
現在、美・バイタル研究所代表。美容業界を主に人材育成とホスピタリティのコンサルタント兼トレーナー。

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