NLPは約30年前に日本に伝わり、この10年で目覚ましく発展しました。
旧)日本NLPトレーナー協会
日本NLPトレーナー協会は、2006年より日本コミュニケーショントレーナー協会として活動しています。
中和のアンカー。(コラプシング=崩壊、つぶす)
2つの異なるマイナスアンカーとプラスのアンカーを同時に発火し、中和(統合)させること。
過去にあった数々のリソースフルな一定の状態を、
一定に・恒常的にアンカリングし、
現在において発火させる。
ビジョンタイムラインのワーク内で使うアンカリング。
NLPでは、人の内的ビリーフやストラテジー、行動が完全に同意し、
望ましい成果(アウトカム)を達成する方向付けが同じであることを一致と言う。
新しいストラテジーや行動の獲得を促進するプロセス。
新しいストラテジーは、NLPTMのスキルやテクニックの組み合わせによって、
またそれに関するどんな組み合わせでも、インストール(導入)できるかも知れないと、
リチャード・バンドラーは語っている。
数々の神話を研究したジョゼフ・キャンベルが発見した定義。
それを「英雄の旅」(ヒーローズ・ジャーニー)を名づけた。
「英雄の旅」とは天命を聞きそれを受け入れ悪魔と戦い、
リソースを見つけ、メンターからメッセージを受け取ったりしながら変容し、
目的を果たし故郷に帰ること。
私達が、次のステップに進むには何が必要なのかを知る手がかりになり、
得ることで様々な困難、制限、障害を乗り越え、落ち着いた良い状態を保ち対応することが出来る。
「英雄の旅」に自分の人生を照らし合わせ分析することで、気付き、発見につながる。
決断や判断を下すために個人が用いる価値観や水準。
見る/聞くの表層システムの間でオーバーラップするプロセス。
自分が見ることから聞く感覚を得ていて、
聞く回路では自分が聞いたことで感覚を得たかのように現象を描写された状態。
相手にマッチングさせるが、違ったタイプの行動で行う。
相手の身体言語に対して、異なるタイプの動きでマッチングさせる。
(例)相手の話す速さに合わせて、足を鳴らす。
手の動きで呼吸にペーシングするなどがある。
自分の持っている行動・習慣・感情、それらが制限となり可能性を十分に発揮できていない状態がある。アウトカムを達成したり、対人コミュニケーション能力をアップさせるには、相手から反応を引き出したり、自分の行動を変化させる柔軟な能力が必要である。
五感を構成している要素で、五感を通して受け取る情報。この情報は識別可能で、例えば「明るく」「暗い」「大きい」「小さい」「遠い」「近い」など頭の中で置き換えることができる。
サブモダリティの中にある要素を変化させること(サブモダリティ・チェンジ)によって、われわれの経験自体の受け取り方を大きく変えることができる。
目に映るもの=視覚を優先して外の世界を認識する傾向プロセス。
周囲の情報を絶えず見る傾向がある。早口で映像切り替えが早いので、そのたびに話が飛ぶこともあるなどの特徴がある。
相手がV、A、Kのどの感覚を優位に使っているか観察する時に、使っている語彙(Vocabulary)に注目する。それが叙述語である。叙述語にはV、A、Kに対しそれぞれ代表する語彙があるので、相手の表象システム(V、A、K)を認識し、相手のよく使う叙述語を用いることでラポールが強化される。
ある特定の出来事にまつわる枠組。
この枠組により、特定の体験や出来事の翻訳のされ方が決まってくることは良くあること。
人間の体験によって作られた心理構造で、無意識のレベルにある、ストレートに蓄積された実際の体験世界。
サブモダリティを変化させ、嫌な体験を望ましい体験と入れ替えるプロセス。
「視覚変換を用いるビジュアル・スウィッシュ」と「聴覚変換を用いるオーディトリー・スウィッシュ」の2つのワークがある。
状態。人がかかわり続けている精神的及び身体的なコンディションの全容。
NLPでは、色々な反応に対しすばやくその人が成りたい状態に入れる、なれることを助ける。
戦略という意味で、内的表象の連続体。戦略が作り出しているものを私達は体験と呼んでいる。
それには、特定の成果をもたらす精神的、行動的表象の順序がある。
例:決定、学習、動機付け、具体的なスキル。目的を達成するための精神的あるいは行動的ステップ。
NLPでは、戦略においてもっとも重要な側面は具体的にステップを実行していくときの表象系であると考える。
体全体を通した感じで外の世界を認識する傾向プロセス。
物事をゆっくり味わいながら認識する傾向を持っている。
そのため、テンポは遅く話し方や、行動や反応もゆっくりであるのが特徴。
過去・現在・未来のイメージ、音、フィーリングを扱い、
自分の中の時間軸を使い、プログラム(知覚・認知・思考など)の自己修正・自己編集をする概念。
音や音楽を優先し、外の世界を認識する傾向プロセス。
言葉として聞いたことを何より優先させるので、「情報→認識」パターンを持ち、論理的であるのが特徴。
表層構造で表現されていることの意味を連想することになった元にあるものを深層構造で探すプロセス。
TDサーチは、ミルトン・H・エリクソンの言語パターンを説明する際に、ノーム・チョムスキーの言語モデルを基に、ジョン・グリンダーとリチャード・バンドラーが導入した概念である。タイムライン・アンカリング・メタモデルなど様々なNLPのスキルの基礎となっていると言われている。
一見、否定的だったり問題行動のように見えることにも、
実は他のレベルで何か肯定的な役割を果たしていることもある。
例えば喫煙。吸いすぎは身体に悪いことはわかっていても、
その人がリラックスしたり、
特定のセルフイメージに合うという意味では助けになっていることもある。
「オウム返し」「言い換え」
相手の話を聞いて、内容、感情を簡単に要約して伝えること。
望ましい行動 と 望ましくない行動 それぞれの「葛藤」を統合するワーク。
パートを探り肯定的意図を尋ね統合することで生まれる新しいパートの自分を取り入れる。
アウトカムに対してちょっと自信のない、不安で前に進めない状態の時、
自分の中にある時間軸=タイムラインを歩くことで、
過去に経験したりソースを探しに行き、リソースフルな状態を作り、アウトカムを達成させるワーク。
視覚(V)、聴覚(A)、感覚(K)(触覚、筋感覚、内臓感覚、フィーリングを含む)、嗅覚(O)、味覚(G)の五つの感覚。
人間はこの五感を通して、外からの情報を処理し、それぞれ異なる地図(MAP)を頭の中に描いている。
人間の体験によって作られた心理構造で、体験から、
その人の持っているフィルターを通して出来た、自分の作った経験世界。
思い込みの事実が多く実際の事実とは異なる世界。
特定の行動や行動のセットが適切な手がかりに関連付けられるようになり連続して起こるように、すべてのシステムにおいてリハーサルをすること。それによって、未来の状況において自然に無意識に起こるようになる。望んでいる行動が自然に、自動的に起こるようにするため、未来の状況を想定して意識の中でリハーサルを行うこと。
ある状態から、ニュートラルな状態へ移すこと。
「今朝は何を食べましたか?」とまったく関係のない質問で、その状態をわざと壊しニュートラルな状態にさせる。
NLPのワークで良く使用する。
一つの表象の意味から、別の表象での同じ意味に関連付けること。
相手の動作を鏡のように映し出すこと。
しかし、やり過ぎると相手がバカにされたように感じ、ラポールを壊すことになりかねないので注意が必要。相手よりも、やや遅いペースでさりげなく、やりすぎないことが大切。
わざと曖昧な言葉を使うことで相手の無意識に新たな気付きを与える対話術。
相手が快く受け入れ、反応するようにメッセージを伝達するのに有効な言語パターンのセット。メタ・モデルの逆。ミルトン・H・エリクソン(Milton H. Erickson)博士の用いた言語パターンに基づく。
相手が使っている言語パターンから基本的なプログラム(知覚・認知)を明らかにする。
コミュニケーションにおいて、相手の何に、どのようなプログラムを持っているかを知ることで、
アプローチがしやすくなる。
他人の行動を模倣し、成功するパターンなどを学ぶこと。
どのように何かが起こっているのか、あるいは、
いかに考え行動しているかということを観察し、行動、生理的反応、
観念、価値観、内部状態、戦略などを分析し、自分のものとしてやっていくこと。
NLPTMで、際立った成果がうまく構成されるのは以下のような時である。
(1)肯定形で表現されており
(2)その個人によって主導され、継続され
(3)エコロジカル―全てのラポールのシステムの質を保ち続けており
(4)感覚に基づいて、体験においてテストすることが可能。
NLPにおいて特定の体験を表わす構造の簡易表現。
Visual = 視覚
Auditory = 聴覚
Kinesthetic = 身体感覚
(Olfactory / Gustatory) = 嗅覚 / 味覚
どの体験もこの4つの主要表象形で表現される。
別の状況に焦点を当てることで、相手のフレームを変化させる。
例:「私は心配しすぎるのです」
→「とても慎重な人なのですね。」
視点を変えることで状況を変えずに経験の内容を変化させる。
例:「私は口ベタで人の前で話せないんです」
→「いつもですか?今、私の前でちゃんと話せてますよ。」
やめたいけどやめられない悪習慣の改善をするワーク。
修正したい行動・感情・症状をパートとして扱い、
それぞれの肯定的意図を知り、選択肢が他にもあることに気付き、
改善できる新しい行動を手に入れる。
パートを扱うことにより、意図と行動の切り離しをする。
※この用語集は一部Persuasion Engineering™より抜粋し、用いています。